一般的な中国語学習と違い、接客のシーンで使われる中国語は、ある程度のパターンがあります。
もちろん例外的なシチュエーションもありますが、基本的にはそれぞれの業種でするべき対応は決まっています。
だから、それほど多くの文型や難しいパターンを覚える必要はなく、決まったパターンを覚えれば実際の接客シーンで使えるようになっていきます。
そして実際に使っていくなかで、さらに必要なフレーズや単語があればその都度身につけていくのが効率的です。
業務上で使う機会があれば、どんどん話せるようになるでしょう。実際に使ってみる、というのが上達への一番の近道です。
さぁ、ここでは接客シーンで使えるようになるための超特急の中国語のおすすめの勉強法(学習スケジュール)を紹介します。
以下で、それぞれの項目について説明しましょう!
総合参考書を1冊ざっと学ぶ
おすすめの入門書については下記のリンクをご覧ください。
3冊紹介していますが、どれもオススメなのでどれを選んでも間違いないです。
この中の1冊をやって、まずは中国語の基本をマスターしましょう!
最初のネックになってくるのは発音かもしれません。日本語にない音が中国語にはあるからです。
ただ、どの入門書もその始めで発音についての丁寧な解説が入っているので、そこをとりあえず勉強するのがよいと思います。
個別の発音のできるできないはとりあえず気にしなくてよいです。
より注意すべき点は、声のトーン(イントネーション)である声調=四声のほうです。
発音があっていても声調が間違っていれば通じないし、逆に発音がある程度違っていたりなまっていても、声調が合っていれば通じることも多いからです。
四声の解説ページとあわせて少し注意して勉強するとよいと思います。
ちなみに、中国語の文法はそれほど難しくありません(少なくとも英語や日本語と比べれば)。
そのため接客の現場で使えるようになるためには特に集中的な文法の勉強は必要ありません。
だから入門書を1冊やって「中国語とはだいたいこんな感じ」という感覚をまずは身につけてください。
それでも文法事項が気になる方やより理解を深めたい方は下記のページを参考にしてください。
なお、さっそく接客の中国語から集中して勉強したい人は下記の参考書もおすすめです。
より詳しいレビューは「これで決まり!接客の中国語をゼロから効率的に学べるおすすめ参考書とアプリ」!
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基本的な挨拶などの短いフレーズを覚える
基本的な挨拶などの短い接客フレーズをマスターしましょう!
短いフレーズなら簡単に覚えられるし、相手の反応を聞き取る必要のないものも多いので、覚えてどんどん積極的に使っていきましょう!
接客の中国語をあつかった参考書にもある程度まとめたものもありますが、下記の記事が一番分かりやすく、実用的です(手前味噌!)しかも無料!(笑)
接客でよく使われるパターンを習得する
基本的な挨拶フレーズと並んで大切なのは、接客でよく使われる会話のパターンです。
たとえば、
- 「これは〜です」
- 「どうぞ〜してください」
- 「〜はできません」
こうしたパターンをいくつも覚えていきましょう。
パターンを覚えたら、あとは単語を入れ替えればいろいろな表現をすることができるようになります。
接客でよく使われるパターンはそれほど多くありません。
下記の記事にまとめてあるので、ぜひ一度目を通してください。これはかなり便利で使える内容だと思います!
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それぞれのシーンで特有の単語・言い回しを学ぶ
ホテル、レストラン、コンビニなど・・・それぞれの接客シーンで必要な単語や、独特の言い回しがあります。
最後に(もしくは上記と並行しながら)そうした単語や言い回しを学んでいきましょう!
このサイトではどこよりも詳しく丁寧にまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
下記で紹介する記事よりも初心者にとって丁寧にまとめられたページは今のところありません(えぇ、手前味噌です)
なお、会計・免税・包装は別でまとめてあります。
会計時のおもてなし接客に使える中国語|免税・返品・交換・包装
また、トラブル編・道案内編もそれぞれ別個にまとめました。
これで安心!トラブル時(病気・紛失・盗難)に使える接客中国語の会話集
もう迷わない!道案内のおもてなし中国語・基本フレーズ徹底解説と単語集
まとめ
接客シーンで使われる中国語のパターンはそれほど多くありません。
基本的なパターンをマスターして、それぞれの接客シーンで必要な単語を覚えれば、かなり豊富な会話表現をできるようになるはずです。
習ったものは現場でどんどん使っていくことが上達への一番の近道ですね。
それでは今回はこの辺で。
再见~!