中国語「在」の意味と使い方｜進行形・前置詞・動詞・結果補語

中国語の「在」には４つの意味があります。

• 進行形＝「~ing」の意味
• 前置詞＝「at」の意味
• 動詞＝「be」の意味
• 結果補語

それぞれについて説明してきましょう！

それではさっそく解説いってみましょ〜！

中国語の文法全体については「中国語文法の総まとめ」もあわせてご覧ください！

進行形の「在」＝「~ing」の意味

まず、進行形として使われる「在」についてです。

進行形をつくるルールはきわめて簡単でシンプルです。

上の文型のように動詞の直前に「在」を置くだけ。

これは、過去にも未来にも使えます。その際、英語のように動詞の変形(活用)はありません。

また、疑問文にするときは文末に「吗」をつければいいだけで語順の変化もありません。

中国語の文法って基本的に簡単だから覚えやすいですよね！少なくとも英語より楽チン！

「正在」や「正」の使い方

「在」の部分は、「正在」や「正」に置き換えることもできます。

その場合は少しだけニュアンスが違ってくるのでそれについて少し解説しますね。

一般的な入門書では「在も正在も正」も意味はすべて同じと書いてあることがほとんどです。

だからここから先は中級者・上級者向け、初心者のかたは次の「atの意味の在」に進んでくださいね。

初心者の人は飛ばしていいよ〜！

「正在」は「ちょうど〜している」という意味になります。「今まさに話しているその瞬間に〜している」というニュアンスです。

一方で、「在」にはそこまでの“瞬間性”はありません。例を見てみましょう！

「ちょうど〜している」という今まさにその瞬間を表現するのが「正在」になるので、「一直＝ずっと」という表現と合わないのです。

例文の彼女は、なんでずっと彼を叩いているんでしょうか・・・

これも上の例文と同じで、「ずっと今まさに考えている」というのはおかしいので「正在」は使わず、「在」になります。

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前置詞の「在」＝「at」の意味

「どこどこで」の「at」を意味とほぼ同じ「在」になります。

前置詞（介詞）の「在」と呼ばれる使い方です。

動詞の前において「どこどこで」という意味を表します。

英語だと前置詞のことは、中国語では介詞っていう名前なんですね。

動詞の「在」＝「be」の意味

これは「在」が動詞として使われる場合です。

「いる・ある」という意味になって、「誰か人がいる」場合でも「なにかモノがある」場合でもどちらも使えます。

日本語のように「いる」と「ある」の区別はありません。

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結果補語としての「在」

結果補語というのは、動詞の内容を補語する役割の言葉です。

なんか硬くてよく分かりません・・・

文法的な意味は置いておくとしても、大事なポイントは動詞の後ろに「在」がくるということです。

「在」は動詞の前だけではなく、後ろに来ることもあるということを頭に入れておきましょう！

在は動詞の前だけじゃなくて、後ろに来ることもあるんですね。

子どもが床に寝っ転がっていると、「不要躺在地上！很脏啊！」と母親がたしなめる、という場面はよく見かける光景です。日本でもありますよね（笑）

まとめ

「在」の細かい違いを考えながら使うことはありませんが、その違いを知識として知っておくことは重要です。

分からない文章などが出てきたときに推測がつくようになりますよ。

なお、中国語の勉強法については「おすすめの勉強法と参考書・アプリのまとめ」に詳しく書いたのでぜひご覧ください。

また、中国語の文法事項ついては「中国語文法ーその特徴と各項目を総まとめ」にどこよりも分かりやすくまとめているのでぜひご覧ください。

それでは今回はこの辺で。

再见～！