中国人はギャンブルが好きなのかもしれない

ここ最近、SNS上で次のような画像や動画をよく見かけました。

W杯
1回戦:ベンツ
2回戦:BMW
3回戦:国産車
準決勝:バイク
決勝:自転車
決勝の後:高いビルから下を眺める図

細かいところは忘れましたが、だいたいこんな感じのものが多かったと思います。

W杯の前には大金持ちだったのが、最後にはお金がなくて自殺に追い込まれた、というような内容です。

スポーツに関する賭け事はヨーロッパも盛んですが、中国も盛んのようです。

麻雀をはじめとして、賭け事が好きな国民性といったらステレオタイプすぎでしょうか。

サッカーくじ的なものがどこで買えるのか調べてみると、いろいろなスマホのアプリが対応しているようでした。

「支付宝」という電子決済アプリ内でも、W杯の賭けができるようになっていました。

ただ支付宝の賭けは、実際のお金をかけるのではなく、アプリ内のポイントを掛け金にするもの。

サッカーくじを調べていると、宝くじを買えるスマホアプリが中国には多いことが気になりました。

「日本ってアプリから買えるのか?」と思って検索してみると、何か規制があるのか、アプリから直接買えるものは1つもありませんでした。

一方で、中国。

Apple StoreなのでiPhoneに限ったアプリにはなりますが、宝くじが直接買えるアプリの数は、なんと60以上!

日本とのあまりの違いに仰天しました。

ただ、そのすべてがきちんと機能しているわけではありません。

「よくないアプリもあるから気をつけた方がいい。アプリ内にお金を入れて、それで賭けて儲かったとしても、実際のお金として換金できなかったりするアプリはよくある」

と知り合いは言っていました。

そうした認識が中国人全般にあるためか、アプリのサブタイトルには、「信用できる」「もっとも権威ある」「公式の」といった単語が並んでいます。

それだけ詐欺的なアプリが多いということなのでしょう。

日本であればそんなアプリが1つでも見つかれば、全国ニュースで取り上げられそうなものですが、中国ではよほど大規模でない限りは日常茶飯事なのかもしれません。

宝くじを買えるアプリの多さだけで中国人が賭け事が好きということは言えないし、日本だってあれだけパチンコ屋があるじゃないかと言われれば、日本人のほうが賭け事が好きなようにも思えてきます。

ただ、中国は参加していないにも関わらずW杯がある程度盛り上がりを見せているのは、賭け事も関係しているのだろうと思います。

・・・という記事を書いてアップしようとしたら、W杯関連のくじが次々と買えなくなっている、という新聞記事を見かけました。

確かに、私が試しにダウンロードしたアプリでもW杯関連は買えなくなっていました。

その記事によると、そもそもアプリで宝くじを販売する行為自体が違法行為とのこと。

違法なのに、すでに60以上ものアプリが存在し、中には数万件以上のレビューが付いているものも少なくありません。

完全に違法というよりも、ややグレーっぽい領域なのかもしれません。

ただ、今回、多くのアプリで販売停止になったということは、少し盛り上がりすぎたという判断がされたということなのでしょうか。

ある宝くじアプリの画面。
W杯のもので、99元から購入可能です。
すでに13億元以上(約220億円)の当たりが出たと一番上に表示されています。

販売停止になったアプリの画面。
前日までは買える状況でした。

W杯くじが買えなくなっている、という記事。
6月21日付「都市快報」、浙江省の地方紙です。

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