中国のトイレの個室から突然音が聞こえる

こんにちは!kammyです。

誰もいないトイレで物音が・・・

トイレで用を足していると、突然、後ろから笑い声が!

びっくりして一瞬、出ているものが止まった経験が何度かあります(笑)

誰もいないと思って入ったトイレなのに、突然声が聞こえるから驚くのです。

オバケや幽霊ではなく、個室に入っている人が、スマホでビデオを見ていたりするためです。

暇さえあれば、スマホでドラマを見たり、中国版LINEをチェックしたりしているのが最近の中国人。

トイレの個室に入ってもそれは同じで、用を足しているときはスマホを見るのにちょうどいいのだと思います。

また男性で、立って用を足している人がスマホでドラマを見ている姿に遭遇したこともあります。

なかなか器用です。

スマホでドラマを見ているときでも、イヤホンをしている人は少なく、音は周囲の人が聞き取れるレベルの大きさのこともあります。

周りをまったく気にしないのです。だから、トイレの個室からも音が漏れることがよくあるというわけです。

しゃがむタイプのトイレでも音が漏れ聞こえてきたことがあって、体勢的にきつくないのだろうかと、思わず想像してしまいます(笑)

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中国人は周囲を気にしない

日本人であれば、周りに音が聞こえたら恥ずかしいとか、周りの人に迷惑がかかるとか思ってしまうが自然だと思います。

それは、たとえトイレの個室であっても変わらない。

この感覚は、中国の人にはすぐには理解できないはずです。

逆に中国の人は、周りの人が自分のことを見たり聞いたりしているとあまり思っていません。

その人自身も周りの人をあまり気にしないからです。だから音が漏れても恥ずかしいという感覚はありません。

また、音が漏れていることで迷惑がかかるともあまり考えません。

本当にうるさければそのように言われるだろうし、その時に音を小さくすればいいだけのこと。

事実、トイレの個室から音が漏れたぐらいで誰も実質的な迷惑は被りません。

いま自分がやりたいのは音を出してドラマを見ることだから、まず見る。

自分が何かをしたいときに、その検討要素に「周囲」という観点は入ってこないのです。

ゼロではないですが、日本人に比べると極端に低い割合です。

ドラマ視聴中にトイレに行きたくなった日本人と中国人

日本人:

スマホでドラマを見ているときにトイレに行きたくなった。続きを見たいけれど、公共のトイレで音が漏れたらよくない。イヤホンを探してつける。ん?でもイヤホンを耳に入れた後にズボンを下ろすべきなのか?でもそうすると、スマホをズボンのポケットに入れたままだと、イヤホンがビヨーンと伸びて抜けてしまう。それなら、片手にスマホを持とう。でもそうすると、片手でズボンを下ろさないといけないか。じゃあ、とりあえずスマホとイヤホンをどこかに置いてからズボンを下ろすべきかな。でも変なところに置いてトイレにぽちゃんは避けたい。そう考えると、まずはポケットにスマホとイヤホンをまず入れてからズボンを脱ごう。でも脱いで足首のあたりでくしゃくしゃになったズボンからスマホとイヤホンをうまく取り出せるのだろうか・・・うわぁ、面倒くさっ!トイレでドラマは見ないで、まず静かに用を済ませてから考えよう・・・

中国:

スマホでドラマを見ているときにトイレに行きたくなった。個室に座って用を足しながら見ればいいか。終。

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程度の問題!?

同じシチュエーションになったときの日本人と中国人の思考過程を想像したときに、中国ってやっぱり自由だなぁと感じるのでした。

上記の例はかなり極端ですが(笑)

公共の場所で秩序を守った行動ができないと、よく批判される中国人ではあります。

ただ、逆の視点で日本人を見ると、周囲のことを気にしすぎて自分がやりたいことができない、と指摘されてもうまずくしかないところもあります。

どちらがいいかではなく、程度の問題ではあると思いますが、個人的には、トイレから音が漏れてきたときに、「あぁ中国って自由だなぁ!」と感じてしまうのでした。

パジャマ的な室内着。 これを着て外を歩いている人をたまに見かけます。 周囲を気にしない、公共の場でプライベートとの違いがない、 の一例といえるでしょうか。 ただ、以前に比べたらかなり少なくなったように感じます。 見慣れてしまったのか、実際に減っているのか分かりませんが(笑)

旅先の江西省の鷹潭というところで見かけた光景。 鷹潭の中心部で、周囲は繁華街です。 昔は北京中心部でよくこういう姿の人を見かけましたが、 いまはどうなんでしょうか?

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