日本人の自信喪失と、嫌中本と、私の伝えたいこと


こんにちは!kammyです。

本屋にみる日本人の自信喪失

日本人は自信を失っているんだろうと思うことがあります。

日本の本屋にいってよく見かけるのは、嫌中本といわれる「中国のここがダメだ」ということを書いた本。

もしくはその相手が韓国の嫌韓本もたくさんあります。

私がそのテーマに関心があるからだろうとも思うのですが、平積みされているのは「親中本」よりも「嫌中本」のほうが多いイメージがあります。

当然といえば当然かもしれません。

約8割の人が、中国人によい印象を持っていないという状況のなかにあっては、嫌中本を置いて売りたくなる本屋さんの心境は分からなくもない。

一方で、日本や日本史のことを書いた本もよく売れていると聞きます。

『ハーバード日本史教室』や『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』などはよく見かけます。

日本人や日本史を見直そうという機運があるのかもしれません。

また、海外と比較して日本は素晴らしい、というような本もよく見かけるようになった気がします。

「嫌中本が多い」「日本関連本が流行っている」この両方の事象を考えたときに、冒頭の“日本人は自信を失っているんだろう”という感想に結びつきます。

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隣人叩きで溜飲を下げるのは安易すぎる

バブル崩壊以降、庶民が実感を伴うような景気拡大はない。

経済規模は中国に抜かれてしまった。

以前のような圧倒的なパフォーマンスをもっていた日本経済が、今ではそうでもなくなっている(それでも世界3位ですが)。

そして、隣国の中国はますます台頭しているように見える。

この環境の変化が、日本人に自信を失わせ、その結果、嫌中本の平積み数を後押ししているような印象があります。

そしてにしても、よく売れているケント・ギルバートさんの本はひどい。

きちんと読めば分かるかと思いますが、中国と韓国を叩くことを目的として書かれた内容になっています。思考停止を促します。

それならそれで「中国政治」とか「中国政府」にしてくれればいいのに、「中国“人”」とタイトルに入ってしまっているのがとても残念です。

彼が日本が好きなのは分かりますが、それなら日本や日本人のいいところだけを書いた本を出版すればいいのです。

隣人へのネガティブ感情を増加させるような本を書くことは、最終的には日本の国益にはつながらないと私は信じています。

その意味では、ケント・ギルバートさんは日本が好きかもしれないけれども、逆に日本のためになることをしていないように感じます。

かといって、私が中国政治や中国政府を礼賛しているわけではありません。

政治は政治。日本政府は日本の国益を守るために、中国政府に対峙していく必要があると思います。

でも、それを建設的に考えさせようとする内容の本ではありません。

中国や中国人を叩くことで溜飲を下げている読者がたくさんいて、それを目的に書かれたように思えてなりません。

自分に自信を持ちたいなら、隣人を叩くのではなくて、自分を磨くことに集中すればいい。

隣人叩きが楽なのは分かりますが。

「爆買い」と「反日」が両立するのが中国人

話は少し変わりますが、たとえば、中国・中国人というのは、「爆買い」と「反日」が両立する国です。

「日本大好き」と「日本大嫌い」が同じ瞬間に共存しえるのです。

政治的な面と、個人的な生活を完全に分けて考えることができるとも言えるかもしれません。

日本のアニメは大好きだけれども、政治的に尖閣諸島は中国のものだと考えている人はたくさんいるはずです。

こういう面については、中国人はとても器用で、日本人は不器用といってもいいかもしれません。

中国の人は、さっきまで散々喧嘩していたのに、次の瞬間にはけろっと肩を組んでいたりすることがあります。

一方で、日本人は相手に少しでもダメなところがあると、それをそのすべてに適用して考えてしまうところがあるように思います。

中国の冷凍餃子が危ないと、中国人すべてが危ないと認識してしまう。

これは日本が単一民族・単一文化にかなり近いからなのかもしれません。

中国人のことは好きであっても、中国餃子は危険だから食べないという態度でもオッケーだと思うのです。

実際、中国人は自国の食べ物を信頼していません。あまり口に出してそれを言うことは少ないですが。

だからこそ、中国人についてネガティブなイメージがつくことは、多くの日本人を思考停止に陥る可能性を秘めているように思うのです。

中国や中国人に対して、できるだけニュートラルな立場で考えていく。

そのためには、私が圧倒的に面白い中国本を世の中に普及させる必要がある、とかなり大見得を切ってみたくなります(笑)




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