こんにちは!kammyです。
義理の母の同窓会に、参加しました。
そのことをレポしながら中国人の特徴について書いてみます。
とりあえず同窓会行きが決まる
年齢は、60歳ちょっと前。
同窓会といっても、レストランを予約して時間と場所がしっかり決まっていて、というかたちではありません。
今回は、ちょっと郊外に散歩に行きご飯を食べる、というものでした。
それでも20人ぐらいが集まりました。
もともとは40人のクラスだったというので、かなりの参加率じゃないかと思います。
その日の朝です、同窓会があるというので急遽、同行することになった私と息子2人。
隣町の「浦江」に行くことは分かっているものの、具体的にどこに行くのかは当の義理の母も分からず、とりあえず待ち合わせ場所に行くとのこと。
具体的な待ち合わせ場所のやりとりは、車を走らせながらです。
中国版LINEのウィーチャット(微信:WeChat)を使って、どこで落ち合うのかを確認していました。
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予定を前もって決めない傾向が顕著
日本の同窓会、特にこの年齢の同窓会であれば、かなり事前に予定が組まれ、場所やスケジュールもほぼ決められているのが普通だろうと思います。
普段よく会っている数人ならともかく、クラスの半分が参加するわけですから。
でも、中国だと逆に前もって決められていることはほとんどないんじゃないでしょうか。
結婚式など場所の確保が絶対的に必要な場合をのぞいて、簡単な(?)集まりであれば、早くても数日前に決まり、行く場所もその日に決まったりすることも多いです。
義理の母に聞いてみると、今回の同窓会も、参加人数の最終決定は前日だったそうです(笑)
もともと中国の人は、あまり予定を前もって決めない傾向があり、よく驚かされます。
今回も日本の50−60代の同窓会と比較すると、かなり変な感じじゃないでしょうか。
この後、その内容にも驚かされることになるのですが・・・。
スマホによる影響
スマホの普及も、この「前もって予定を決めない」状況を助長しているとは思います。
なにせその当日に、待ち合わせ場所も決められるのですから。
中国版LINEのウィーチャットでは文字も打てますが、年齢が上になると、音声を録音してそれをメッセージとして送る方法がよく使われます。
運転していてもボイスメッセージなら比較的簡単です(危険ではありますが)。
ボイスメッセージはこの50−60代の世代がスマホを使いやすい理由のひとつだと思います。
中国語の入力方法はいくつかありますが、やはり年齢が上になると文字を打つのは時間がかかります。
ただ、音声であれば誰でも簡単に残せるからです。
中国では大きな声で話しても誰も気にしてませんので、スマホに向かって大声で叫んでいるおじさん・おばさんはここ数年よく見かける風景です。
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部外者がいても気にしない文化
ちなみに、こういう会に突然、私のような部外者がいても全然支障がないのが中国のよさだと思ったりします。
義理の母が当事者なわけですが、私はその娘婿であり、さらに孫2人も連れていったのです。
日本で、義理の母の同窓会に、息子2人を連れて参加するかといったら、普通の感覚ではしないでしょう。
参加できないということはないでしょうが、よほど特殊なケースということになるかと思います。
でも、中国では部外者がその場にいても、それを気にすることはありません。
親戚の家で、親戚同士で食事をしているときに、「あの人誰?」という人がたまに混じっていることがあります。
妻にあとで「あの人誰だったの?」と聞いても「知らない」と言われることがほとんどです(笑)
同窓会の内容:公園をぐるっと一周そして食事
さて、同窓会に話を戻すと、最初に行ったのは湖のある公園でした。
結果的には、この公園を1時間半ぐらいかけて歩きました。
けっこう広めの公園で、ぐるっと1周するのにそのくらいの時間がかかったわけです。
そして、その後は食事。
場所はあらかじめ決まっていないので、歩いて探しました。
探すのにけっこう時間がかかって、歩くこと20分ほど。
ようやく見つけた適当なレストランで食事。持参したお酒を飲みあうなどして、体も心もあったまった様子。
それで解散かと思いきや、がやがやと話しながら、先ほどの公園にまた戻るではありませんか。
同じルートで公園に入って行くので、もしや公園をまた一周するのか?と疑われました。
それほどまでに散歩が好きなのか?!
どんよりとした曇り空で、気温もとても低く、散歩にはまったく適していない状況でした。
ただ、この同窓会ならもう1周もあり得ると少し覚悟を決めました。
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屋外ダンス&カラオケ大会
しかし幸いもう1周するわけではなく、別の目的があって再び公園に戻ったようでした。
それは、屋外カラオケ&ダンス!
数人が黒い大きめの箱を抱えて持ってきました。
私にはゴミ箱のように見えたので、適当なところで皆でおしゃべりでもしながら、おやつでも食べるのかと思ったのです。
しかし、そんな日本の中学生みたいな甘っちょろいことはしません。
そのゴミ箱に見えたのは実はスピーカーでした。
ブルートゥースでスマホとつなぎ、音楽を流して、なおかつマイクも2本準備されており、歌い始めたのでした。
しかも、これでもかという爆音です!
まぁ広い公園で、寒々しい日だったので、歩いている人も少なかったわけですが、爆音で流れる音楽に合わせて本気で歌い始めたのを聞いて、あぁなんて自由なんだ!と強く感じたのでした。
歌にあわせて数人は踊りも始めました。
その自由な様子は動画でぜひ見ていただきたいのですが、何か日本には確実にないと思える別次元の自由が、義理の母の世代には存在しているような気がして羨ましくなりました。
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