ある中国人観光客と話した不動産価格について


こんにちは!kammyです。

呼和浩特から日本に来た中国人観光客

先日、日本の観光地で、中国から来た観光客と話をする機会がありました。

日本帰国時にも中国人と話をするなんて、どれだけ中国が好きなんだと自分でも呆れましたが、それはそれとして・・・

彼らは「呼和浩特」という内モンゴルから来た夫婦で、日本は初めてだったらしいのですが、なぜか不動産の話になりました。

よく言われているように、中国の不動産価格はかなり“不釣り合い”に高くなっているという話です。

たとえば、彼が所有している不動産の市場価格は、2,500万円から3,000万円(150-60万元)。

自分の家なのに、大体の価格しか分からないのは、価格の上昇幅が大きく前回にチェックしたときよりも価格が上がっているからだろうと思います。

広さは約100平米と言っていました。

日本人であれば、自分が買った家の価格はおそらくかなり正確に答えられる人が多いと思います。

しかし、中国では価格変動が大きいために、この中国人のようなあいまいな答え方になったりするわけです。

それで、それをもし誰かに賃貸した場合、ひと月あたりの家賃はいくらか。

それが約34,000円(約2万元)。家の価格をこの家賃で割ると、約61年分になります。

つまり、他のコストがまったくかからないことを想定しても、家賃でもともとの不動産価格を回収するのに60年もかかるのです。

家賃はある程度、生活水準レベルに引っ張らざるをえない部分があります。

あまりに高すぎると、誰も借りてくれる人がいなくなるからです。

つまり、家賃はそれなりに合理的な価格設定になっています。

結論としては、不動産価格があまりに高すぎるということにはなります。

今は家賃というかたちで計算しましたが、これが住宅ローンでもさほどの違いはないと思います。

住宅ローンを組んで買う場合、返済に60年以上かかってしまう計算になります。

頭金を多少払って、倍の月7万円程度払えば、日本と同じように30年前後でローンが組めそうです。

ただ月7万円というのは日本の水準とあまり変わらず、中国で払える人はかなり限られています。

だから、普通に働いていると、家は買えないということになります。

この「普通に」というのは中国ではなかなか定義が難しいところではありますが、若い世代が家を買うというのが、どんどん現実的ではなくなってきていることは確かです。

これは地方都市である呼和浩特の話ですから、北京や上海などの大都市はもっとすごいことになっています。

具体的な数字を知らないので書けませんが、グーグル検索でもすればいくらでも出てくるはずです。

現在では価格があまりに高くなりすぎているため、どちらの都市も、外部の人ーつまり北京や上海以外の人が不動産を購入することはできなくなっています。

価格がどんどん高くなってしまうのを少しでも防ぐためです。

「不動産価格が高くなりすぎている」と知識では知っていても、人から実際に話―しかも体感のこもった話を聞くと、強く印象に残ります。

それで備忘録的に書いてみました。

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日本の不動産価格を必ず聞く中国人韓国客

その中国人観光客に会ったのは、知り合いの経営するペンションでのこと。

オーナーが中国語を話せることもあって、中国人観光客がよく来るそうで、今回話を聞いたのもそうした観光客のひとりでした。

オーナーが言うには、中国人観光客にほぼ毎回聞かれる質問が、「このペンションはいくらしたのか?」という話らしいです。

そして値段を伝えると、ほぼ毎回どの中国人も「うわぁ安い!」と驚きながら返答する。

質問からそのリアクションまでが、まるで決まり文句の挨拶のように毎回同じように繰り返されるといいます。

今回のその中国人も、荷物を玄関に置いて雑談する中で数分後にはオーナーにそのペンションの値段を聞いていました(笑)

“ペンションの価格をオーナーに聞く”というその行為自体も、それはそれでかなり中国人的です。

日本人だったら、泊まりにいったペンションでそれを直接聞くことはほとんどないでしょう。

赤の他人にお金の話をするのが失礼だという謎の(?)意識もあるし、会って数分の人にその持ち物の価格を聞くということは普通はありません。

そして、そもそも日本人には不動産価格にそれほど興味のない人が多い。

しかし、中国人観光客はほぼ毎回聞いてくるというのです。

なんでこういう違いが出てくるのか、ということも含めて、この不動産関連の話はもう少し書きたいことがあるので、続きは次回のブログで。




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