中国語を勉強するメリットとデメリットを徹底比較

中国人が使う中国語のテキスト

こんにちは!kammyです。

中国語を勉強しようかなぁと迷っている人に向けて、中国語を勉強する良いところを紹介します。

いま現在進行形で中国語を勉強している人にとっても、勉強のモチベーションとなるかもしれません。

良いところだけだと不公平かなぁと思ったりするので、悪いところも少しだけ書いてみました。

それでは、GO!




これを書いている人物と勉強の経歴

念のため最初に、これを書いている私のことを簡単に書いておきますね。

もし完全なる中国語ネイティブだった場合だと言ってることも違ってくるし、説得力も違ってくると思うので。。。

私は日本育ちの日本生まれで、中国語は完全に独学で学びました。

語学学校に通ったわけでもなく、留学の経験もありません。

勉強し始めたのは大学3年のころで、中国経済を研究対象に決めたことから仕方なく学んだという、熱心とは言えない感じでした。

そんな私が書く中国語を勉強するメリットとデメリットです!

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使っている人数が圧倒的に多いー世界で5人に1人

よく言われることですが、世界中で中国語を使っている人が一番多いという点はまず挙げておいていいでしょう。

熱心な勉強者ではない私は、中国語の「メジャーさ・規模の大きさ」に惹かれたひとりです(笑)

だって、超マイナーな言語を勉強して話す機会がないよりは、せっかく勉強するんだからたくさんの相手と使えたほうがいいじゃないですか

だから中国語に対する情熱がなくても大丈夫です。

お得を求める心があれば、中国語は学べます(笑)

ウィキペディアによれば、中国語を話している人の数は第1位。

(参考:ネイティブスピーカーの数が多い言語の一覧

中国語のネイティブスピーカー(母語話者)は13億7,000万人だそうです。

だいたい世界の5人に1人が中国語を母国語として使っているのです。恐ろしい数ですね。

第2位は英語ですが、その数(母語話者数)は5億3,000万人。

中国語は、英語に比べて2倍以上の人が母語として使っているのです。

だから、ぶっちゃけて言えば世界中のどこに行っても使える言語なわけです。

だって世界の5人に1人が話せるわけですから。

これほどお得な言葉はほかにありません。

まったく中国人がいない国やエリアもあるとは思いますが、だいたい中国人ってどこの国でもエリアでもいるのです。

Chinese is everywhere!(なぜ英語)

世界各地にある中国人のコミュニティーで使われているので、中国語が話せれば世界中で使えるといっても過言ではないくらい。

さすがに英語に比べれば汎用性という意味では薄れるかもしれません。

世界標準語はしばらくは英語でしょう。

少なくともこれを読んでいるあなたが生きている範囲では。

それでも中国や中国人の世界でのパフォーマンスを考えれば、中国語ができるに越したことはないわけです。

さらにもしあなたが英語を話せるのであれば、第二外国語として中国語を操れれば、まさに世界が大きく広がるといってもいいでしょう。

ちなみに私はイギリスに留学中に、いまの妻(中国人)に出会いました。

中国語がちょっと話せたので妻をその気にさせることができたのかもしれません。ほら、世界が大きく広がってるでしょ?

Q:中国語はどこの国で使われているの?

公用語として使われているのは、中国(含む香港、マカオ)、台湾、シンガポールですが、大きなコミュニティーが存在する国はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアなどかなり広範囲にわたります。

中国語は方言が多いんじゃないの?という疑問

そうです、中国語には方言がものすごくたくさんあります。

大きく分けるだけでも7つの方言に分けられるらしいのですが、各方言内にも違いがあります。

その違いは意思疎通ができないレベルのもので、中国全土でみたら数千の言語があるといってもいいかもしれません。

これでは中国語を学んでも意味がないのでは・・・??

ただ、ほとんどの人は私たちが中国語として習う「標準語」を話すことができます。

特に若い世代は標準語で教育も受けてきたので、日常生活でも標準語を扱い、方言は逆に苦手とする人も多いです(方言の使用頻度は地方によって異なると思います)。

その意味で方言があるからといって、中国語の汎用性が損なわれるわけではありません

補足説明

たとえば、私がベースとする浙江省義烏市では「義烏語」という方言が話されています。

日常的に使われている言語ですが、普通の中国語とはまったく違います。この違いは日本語の標準語と青森弁の方言クラスの違いではなく、まったく違う言語といってもいいほど違うのです。数字の数え方まで違う(笑)

私は中国語は話せますが、義烏語はまったく分かりません。親戚が義烏語で話し始めると、何のトピックを話しているのかさえ分かりません。

中国語の方言は大きく分けると7つ:

  • 粤語(広東語など)
  • 北方語(北方方言、東北方言など)
  • 呉語(上海語など)
  • 贛語(南昌語など)
  • 湘語(長沙語など)
  • 閩語(台湾語など)
  • 客家語

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漢字の基礎があるから日本人は勉強、習得しやすい

これは日本人にとっては大きなアドバンテージになります。

漢字の基礎があるので、日本人にとって中国語はとても勉強・習得しやすい言語なのです。

日本人は中学・高校で漢語を習うので、得意な人であれば、推測で中国語の文章はあるていど読めてしまうかもしれません。

漢語で習う中国語は現代で使われている中国語とは違いますが、それでも似たような部分はあり、中国語を「見た目」として身近に感じる日本人も多いと思います。

漢字をゼロから学ばなくてはいけない他の国の人に比べれば、日本人が圧倒的な優位にあるのは一目瞭然

現在の中国本土で使われている中国語は「简体字 jiǎn tǐ zì」と呼ばれる字体が使われています。

これは日本語で使われている漢字を簡略化したものが多く、一度覚えてしまえばそれほど難しいものでもありません。

私が中国語を勉強したときにも、リーディングとライティングの能力が最初に伸びました。

これは非常に勉強しやすいからです。

1人でも勉強できるし、隙間時間にも勉強しやすいです。

しかも、ほとんどの漢字は読みが1種類のみなので、根気と時間さえあれば、比較的短期間で覚えてしまうことができます。

Q:简体字と繁体字

中国語には、簡体字(简体字)といわれる字体と繁体字(繁体字)を呼ばれる字体があります。簡体字は中国本土で使われています。繁体字は、香港、マカオ、台湾で使われている字体で、簡体字よりも画数が多く複雑な字が多いのが特徴です。

そんなこといっても発音とか文法とかは難しいでしょ?

はい、おっしゃるとおりです(笑)

漢字の読み書きは比較的すぐに習得できますが、特に発音やリスニングは難しいと感じる人も多いかもしれません。読み書きが簡単に習得できるだけに、余計に難しいと感じる人も。

私がまさにそうだったのでよく分かります。

読み書きはそれこそ時間をかけた分に比例して上達していきます。ただ発音やリスニングはそうはいきません。

でも、これはいってみれば他の言語を学ぶ場合と変わりありません。

中国語が特にマスターしにくいといったことはなく、むしろ読み書きがすぐにできるようになることはリスニングにとっても有利に働きます。

また、上述のとおりチャイニーズ・イズ・エブリウェア!です。

中国人はあなたの身の回りにもいるはずです。

その人たちと積極的に交流することで、スピーキングもリスニングも飛躍的に上達することができます。

むしろ中国語ほどネイティブと話せる機会が作りやすい言語は他にないでしょう。

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日本にもたくさんの中国人がいる

中国語を勉強していざ使いたいとなったら、中国人は身近にたくさんいます。

日本に住む中国人は増え続けており、近い将来には100万人に達すると言われています。約10人に1人が中国人という将来がかなり近い将来に迫っているわけです。

これだけ日本にいるとなれば、本気で使いたいと思えばいつでも使えます。

池袋の西口にでもいけば、中国語が飛び交っているので、無作為に話しかけてみても勉強になるかも(笑)

日本政府が観光立国を目標に掲げているのにあわせて、中国からの観光客は今後も増え続けていく可能性が高いです。

そうした需要に中国語を話せるスタッフが追いついていないという状況があり、中国語が少しでもできることは就職や転職にとっても有利になる可能性が高いです。

まとめー興味があるかが重要、私が中国語を学んできた理由

中国語を学ぶと良い点と悪い点をいろいろ書いてみましたが、最終的には興味があるかどうかが重要だろうと思います。

私の経験をいえば、もともと中国経済を研究するために中国語を勉強しはじめました。

中国語に興味があったというよりも、なかば強制的です(笑)

でもなんだかんだいって中国や中国人に興味があったので、勉強を続けてこられたような気がします。

みなさんの参考になれば幸いです。

今回はここまで!



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