こんにちは!kammyです。
中国人のマナーが向上している感覚をたびたび受けます。
マナーというか、人々の意識が変わってきているのだろうと思います。
「ごめんなさい」と言われたこと
最近、印象的だったのは、赤の他人に「对不起」=ごめんなさいを2回言われたことです。
教科書では对不起=ごめんなさいということで習いますが、実際にはほとんど使われない単語です。
日本語であれば「ごめんなさい」はよく使われますが、同じ頻度で「对不起」は使われません。
取り返しのつかない本当に悪いことをしたときにしか使わない、そんなイメージがあります。
スポンサーリンク
高速鉄道のセキュリティチェック
一度は、高速鉄道の荷物検査のとき。
駅構内に入るときは、必ず手荷物をX線検査器にとおして検査されます。
ただ、真面目に検査しているわけではなく、かたちだけのもののようです。
私は高速鉄道をかなり利用している方だと思いますが、一度も止められたことはありません。
今度、刃物でも入れてみようかしら(笑)
ただ、緊急事態が発生したときなどに検査強化の必要があるときには、すぐに対応できるようにしているのかもしれません。
荷物だけではなく、人間もチェックされます。
金属探知機のようなゲートをくぐり、ぴっぴと音を立てる棒のようなもので体も検査されます。
しかし、あきらかに流れ作業であり、ポケットにものがいっぱい入っていて、探知機がぴっぴと鳴っても全然関係なく通過できます。
さて、その荷物検査で、私の荷物が後ろの荷物に押されて、中身が飛びててしまったことがありました。
そのときに、後ろの荷物の女性が私に向かって「对不起=ごめんなさい」と言ったのです。
もう一回は、高速鉄道の車内。
通路をとおる乗務員が私の足を少しだけ踏んだときでした。若めの女性でした。
荷物検査のときの女性も若め。
若い人から意識やマナーが変わってきているということはありそうな気はします。
若い世代がマナー向上の主役
親戚(中国人)も、若い世代はマナーや他人への配慮を比較的気にする傾向があります。
マナーといえば、上海や杭州で地下鉄に乗る人は、だいたいドアの両側に並んでいます。
そして、降りる人がおり終わってから乗るようになってきている。
日本では当たり前ですが、少し前までの中国では信じがたい光景です。
今でもたまに、ドアの正面に陣取り、ドアが開いたとたんに突入していく人もいます。
ただそうした人は、おじさんやおばさんーしかも田舎から出てきた風ーが多く、若い世代の人が同じようなことをやっているのは見かけたことがありません。
上海、杭州という大都市に限った私の経験なので、中国全土にいえるわけではないと思いますが、同じような傾向は広がっているのだろうと思います。
南のほうは最近行っていないので、行ってみたいなぁと思っています。
コメントを残す