中国人はチケットを奪う=キャンセル待ち

高速鉄道の予約をするスマホ画面


こんにちは!kammyです。

キャンセル待ちのことを、中国語では「抢票」と言います。

「抢」とは、奪い合う、競い合うという意味の文字です。

「票」は、中国語ではチケットのことを意味します。

つまり、「抢票」の直接的な意味は「チケットを奪う」ということになります。

それが「キャンセル待ち」の意味として使われているのです。

鉄道チケットの予約で使われる「キャンセル待ち」

具体的にどこで使われているかというと、鉄道チケットの予約画面です。

上海ー義烏、杭州ー義烏間の高速鉄道をよく使うのですが、その予約はスマホでします。

当日の予約だと席がすでになく、キャンセル待ちしかできないこともあります。

その表示が「抢票」なのです。

しかも面白いのは、その成功確率まで表示されていることです。

どうやって計算しているのかは分かりませんが、それだけキャンセルや変更をする人が多いということなんだろうと思います。

直前の予定決定・変更は、中国では日常茶飯事だからです。

チケットのキャンセルの多さ

高速鉄道のチケットについて、キャンセルや変更にも手数料はかかるので、事前にある程度決めてから予約はされているはずです。

ただそれでもキャンセルや変更はよく起こるから、キャンセル待ちの成功率が高いのでしょう。

当日ではなく前日のチケットであれば、この成功確率は70−80%とかなり高く、だいたい成功します。

キャンセル率みたいなものを日中で比較できたら面白いだろうなぁと妄想します。

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チケットを奪いにいく中国人、チケットを待つ日本人

チケットが取れなかったときに、空きを“待つ”と考える日本語と、チケットを“奪いにいく”と考える中国語

両国の違いが如実にあらわれているような気がします。

で、奪うという意味の「抢」は、日本語表示だと「搶」という文字になりますが、日本語ではあまり使いません。

でも、中国ではキャンセル待ち以外でもよく使われます。

ご飯を食べるときにも「奪い合う」

たとえば、大人数で集まってご飯を食べるとき。

おいしい料理やその日の目玉料理が出て来たときには、お皿が机に置かれるやいなや、四方八方から箸が伸びて来ます。

その時に、「抢咯~!」と皆が口々にいうのです。

直接的に訳せば「奪い合え〜!」という感じでしょうか。

雰囲気的に意訳すれば、「食べよ〜!」になるでしょうか。

ためしに、日本語も中国語も同じくらい話せる6歳の息子に、この「抢咯~」は日本語だと何というか聞いてみました。

しばら〜く考えたあとに、「ないね」と言われました(笑)

もちろん本気で奪い合っているわけではないですし、一回限りの冗談で言っている言葉でもありません。

日常的に「奪い合え〜」は使われるのです。

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中国は押す文化、日本は引く文化

心情的にはどこか「奪い合う」心持ちがあるのかもしれません。

ここでも“待つ”のではなく、自分から積極的に“取りに行く”ことが強調されるのです。

日本は引く文化で、中国は押す文化、と書いたこともあります。

受動的か能動的かと言い換えることもできるでしょう。

物事に対する態度が180度といえるほど違っていることに、今更ながら驚いたりします。




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