中国の結婚式のお迎えでベンツから爆竹を投げる

花嫁を迎えにいくベンツ


こんにちは!kammyです。

結婚式で印象に残ったベンツでのお迎えについて紹介します!

先日、親戚の結婚式に参加しました。

近い親戚だったので、披露宴の前に行われる儀式的なイベントにも参加しました。

中国では(少なくとも義烏では)結婚式の日に、新郎が新婦の家に新婦を迎えに行って連れて帰ってくるというかたちをとります。

歩いていける距離に新郎新婦が住んでいることは現代ではほとんどないため、数台の車に乗って新婦を迎えに行くのです。

私の親戚は新婦だったのですが、訳あって仲人役を勤めることになったため、今回、新郎側として参加をしました。

そのため朝早く(早朝4時!)に起きて、まだ夜も明けない薄暗い時間帯に、新婦を迎えに行く新郎に同行するというかたちになりました。

ちなみに今回は朝7時から9時の間に新婦の家に着いてそこから帰って来る、ということがあらかじめ決まっていたので、まだ夜も明けぬ時間帯の出発。

このお迎えの時間帯は「算命」と言われる占いで決められ、人によってはもっと早い時間帯のお迎えもあったりするようです。

関連ブログ記事>>>>「中国は占いで冠婚葬祭の日取りを決める」

さて、新郎が乗る車は、たくさんのお花を盛られて綺麗に飾り付けられます。そして総勢6台の車が列をなして新婦を迎えに行くのです。

中国では奇数ではなく偶数が縁起の良い数字のため、4台、6台、8台でのお迎え隊となることが多いです。

めでたい日なので良い車を用意します。

今回は計6台のベンツ!しかも全て最高級のSクラスでした(笑)

予算や家庭の経済状況に応じて車は違ってきますが、総じて高級外国車が使われ、親戚から借りることもあれば、そういう専用のレンタカーがあってそれを利用することもあります。

6台のベンツが列をなして走るのはなかなか圧巻です。

ざざっと並んだ様子は車のCM撮影かのような雰囲気。しかも、わざとゆっくりと走ります。

ゆっくり走るのは列が崩れないようにということが理由だと思いますが、もう一つは、なんと車から爆竹を投げながら走るのです!

地面に置くタイプではなくて、打ち上げ花火のようなタイプの筒状の爆竹で、それを走っている車の窓から投げるのです!

私の隣に乗ったおじさんが、その爆竹担当でした。

おじさんは、爆竹に火をつけてそれを窓から発射するという危険行為を数分おきに繰り返していました。

専用の器具なのか、棒状の先に筒を入れるカップが付いたものがあって、それに入れて最初はやっていたのですが、面倒くさくなったのか途中から手で直接爆竹を持って火をつけて窓から手放していました。

しかも着火はタバコです(笑)

たまに不発弾もあるんですね。逆に手元で爆発してしまうものはないのだろうか、もしくは誤って車内に入ってきてしまうことはないのかと多少心配になりましたが、無事に終わりました。

ちなみに車が走っているのは普通の道路です。

だから、他の車も走っているし、歩道には人も歩いています。当たらないように気をつけているんでしょうが、一般道で爆竹投げるってテロ行為っぽいですよね。ベンツでテロ。

新婦の家までは約1時間の道のり。その間、6台に列をなして走る高級車から爆竹が投げられるというなんとも不思議なシチュエーションが続きます。

さらに、今回はエージェントにビデオ撮影・作成を頼んでいました。

そのためカメラマンが常に同行したのですが、その6台のお迎えベンツの列を撮るために、別の撮影専用の車で列の前に回り込んで、ルーフウィンドウ(車上の窓)からビデオを撮るという構図。

ビデオカメラを構えて車から体を乗り出すカメラマン、6台のゆっくり走る最高級ベンツ、早朝のまだ薄暗い道路にけたたましく鳴り響く爆竹の音。

この異様さが伝わるでしょうか?(笑)

そして、新婦宅に着くと、そこでは猛烈な爆竹が新郎隊を迎えます。

もう「爆発」といってもいいレベルの激しい音と煙です。ちなみにこれが朝6時半です。

近所迷惑とかそういう概念は中国にはきっとないはずです(笑)

一般的に、中国ではうるさいことはいいことなのです。そしてめでたいことは多くの人に知らせるべき、という感じでしょうか。私の結婚式の時にも同じようなことをしました。

今回また参加してみて、その面白さを改めて感じた次第です。




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