川原祥史著『CD付 世界でいちばんやさしい中国語の授業』という中国語の参考書を紹介します。
この参考書はこんな人におすすめです。
- 超初心者で基本のキから中国語を学びたい人
- 分かりやすさや順序だった説明が好きな人
- マンガ形式の参考書が好きな人
目次
この本のよいところ・おすすめポイント
初心者向けに順序立ててある
まったくの初心者に向けて順序立ててとても丁寧に解説してくれる中国語の入門書です。
本の帯に「わかりやすいが止まらない!」とありますが、まさにその通り。
簡単な構造の中国語からひとつずつ順序立てて説明を進めてくれるのですーっと自然に理解が進む感じです。
まったくの初心者だけではなく少し知識がある人でも、おそらくそれらが整理されて再度あたまの中に入る感じがするでしょう。
しばらく経ってからもう一度読み返しても十分な効果が期待できそうな気がします。
そういう意味では超初心者だけではなく、他の本で勉強したけどなんかスッキリしてないという人にもおすすめできます。
英語との比較もときおり出てきて、それが一層わかりやすさを追加してくれます。
マンガでストーリー仕立て風になっている
全編を通して、先生とネコ助との会話をベースに説明していく流れになっています。
生徒であるネコ助が先生の狙いどおりのミスをしてくれたりするので、微笑ましい空気でリラックスしながら読み物のように読みすすめることができます。
スポンサーリンク
この本のいまいちなところ
最初から読む必要がある
基本的には最初からひとつずつ読んでいく必要があります。
それが分かりやすさの原因にもなっているのですが、逆にいえば途中から読みづらいというのはデメリットといえるかもしれません。
辞書的な使い方ではなく、最初から順に読んでいくというつくりの本です。
例文数は少ないかもしれない
丁寧なマンガ部分と丁寧な解説に紙面を多く割いているので、例文の数はそれほど多くないように見えます(ちゃんと数えてはいませんが)
ここで説明されている内容を基礎にして、他の例文集などをみると、すーっと頭に整理されて入っていくように思います。
ただ、各項目ごとに練習問題がつくられているので、問題を説いて身につけたいという人にもおすすめです。
この本が向いている人、向いてない人
この本が向いている人:
- 超初心者で基本のキから中国語を学びたい人
- 分かりやすさや順序だった説明が好きな人
- マンガ形式の参考書が好きな人
体育会系的に(?)ガツガツととにかく量をこなしたい人には向いていないかなと思います。
それでは今回はこの辺で。
再见~!