こんにちは、kammyです!
私のいま住んでいる浙江省義烏市に、はるばる日本から友人が遊びにきました。
その友人に何が見たいか聞いたところ「モスク」というので、その見学に行った備忘録として。
私は義烏市と関わりは長いですが、このモスクに行くのは初めてのこと。
なんでもこれだけ大きなモスクがあるのは、中国内でもかなり珍しくなってきているようで、この義烏市のものを含めて数個しか残っていないといいます。
中国では「宗教の中国化」という政策が進められており、ドームや尖塔があるモスクがかなり少なくなっているとのこと。
義烏市に、どれほどのイスラム教徒がいるのかは分かりませんが、中東各国との貿易活動はかなり盛んです。
街なかには、イスラム語が書かれたレストランや商店が集まっているエリアもあります。
もしかすると、短期的な滞在者をメインの参拝者としているために、当局に目をつけられることも少なく、これだけ立派な建物が残存している、ということなのかもしれません。
今回、礼拝はやっていない時間だったので、中には入りませんでしたが、ぐるっと周りを歩いてみました。
モスクの建物自体に、社会主義の12の核心価値観が書かれていたのは印象的でした(下の写真、建物の右側上)
これは数年前には無かったそうです。
また、敷地内にも共産党関連のスローガンが書かれた看板がいくつも立っており、共産党との共存を垣間見た気がしました。