こんにちは!kammyです。
中国人と日本人では、「音」に対する感覚が違います。
それもかなり違います。
このあたりの感覚の違いが、「近隣の中国人が騒音を立てて困っている日本人」のもとになっていると思います。
今回は、中国人と日本人の音に対する感覚の違いをいくつかの例で紹介します。
ドアをノックするときの擬音語は何でしょうか?
日本語であれば「トントン」とか「コンコン」が普通だと思います。
これが中国語になると「ドンドン」(咚咚)になります。
「ドン」と叩くような意味合いがあるのでしょうか。
少し音が大きな感じになります。
ただ中国語も、ドアをノックする擬音語はひとつではありません。
ネットでさっと調べたところ、「ポンポン」や「ダーダー」という表現をすることもあるようです。
いずれにせよ、日本語よりも音が大きな感じがあります。
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日本に帰国したときに今更ながら驚かされることは、エレベーターの中が極端に静かなことです。
数人が乗っていても、しーんと静まり返っている。
ほとんどの場合、エレベーター自体が発する微かな機械音のみが、その空間の唯一の音になります。
個人的には、少し気が詰まる感じがあります。
おそらく多くの人は、一緒に乗り合わせた人を気遣っているのでしょう。
もしくは話をすると、すべて聞かれている感じがするのでしょうか。
「監視されている」といったら言い過ぎかもしれませんが、少なくとも乗り合わせた人を互いにーそれが意図されたものではないにしろー意識しあっています。
一方、中国のエレベーターはたいがいにぎやかです(笑)
エレベーターに乗っているからといって、乗る前からの会話をやめるような素振りはないし、隣の他人を意識することもありません。
話したければ話すし、話さないのは特に今は話すことがないからです。
話している内容を周囲の人に聞かれても気にしないし、耳に入っている側も内容についてそこまで気にしていません。
ここにちょっとした「自由」を感じてしまうのは私だけでしょうか。
音の関連でいえば、中国のスタバは騒がしいことが多いです。
先日、春節期間中にスタバに行く機会があったのですが、その賑やかさに中国感をたっぷり感じたのでした。
春節期間中は暇を持て余している人が多く、旅行に行く人は多いのですが、そうでなければ、行くところもあまり無いのです。
さらに、旧暦の元旦から1週間くらいはほとんどのお店がやっていません。
やっているのはショッピングモール、映画館、それから蘭州ラーメン屋さんくらいです(蘭州ラーメンは宗教上の理由なのか、開店しているお店が多いです)。
ある親戚のいとこは6回も映画を見に行ったらしく、もう見るものがなくなったと嘆いていました(笑)
そういうわけで、ショッピングモールに付随しているスタバにはいつにも増してかなりの人が入っていました。
人が多いということを割り引いても、店内はとてもとても騒がしい。
イメージとしては、巨大なエレベーターといえば想像しやすいでしょうか。
日本であれば多少は音の大きさを気にすることが多いような気がします。
しかし、中国ではほとんどそんなことはありません。
人々はほぼ好き勝手に=自由に話しています。
日本のスタバと中国のスタバで、平均的な騒音レベルー何とかデシベルとかいう数値を測ったら面白そうです。
それなりに中国のスタバの方が音が大きいという結果になるんじゃないかと思います。
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中国は音量が多い世界。一方、日本は音量が少ない世界。
世界地図で、夜の照明があるところを明るく、無いところを暗く表示したものがあると思います。
東京周辺はキラキラと光っていて、郊外や砂漠、山脈地帯は暗くなっている地図のことです。
それの“音バージョン”があったら楽しそう、なんて想像します。
中国とかインドとかはなんかうるさそう、賑やかそうなイメージです。
日本と中国を比較したら、中国の方がかなりキラキラしてるー存在する音量が多いんじゃないかと思います。
日常的なものまで含めた音を測るというのは技術的に無理があると思いますが、想像の産物として「音量地図」は興味深いものがあります。
さて、中国人と日本人の違いはここで紹介しただけにとどまりません。
中国人の性格全般については「中国人の性格の特徴」でまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください!
また、中国の生活全般については「生活習慣・文化・風習における日本との違い」にまとめました。こちらもあわせてご覧ください!