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中国版味付け卵=茶叶蛋は朝ごはんの定番!

こんにちは、kammyです!

茶叶蛋(chá yè dàn)は、中国版の味付け卵です。朝食を売っているお店の店頭に並んでいることが多く、濃い茶色の液体が入った大きな鍋に、たくさんの卵が浮かんでいればそれです。

お店の人が取ってくれることもありますが、だいたい店頭にあるので、近くに下がっているビニール袋の中に自分で入れます。自分で選ぶときには、少し大きくひび割れているもののほうが味がより染み込んでいて美味しいです。

味付けに香辛料をいろいろ使っているので、日本の味付け卵とは味付けが違いますが、辛味などが付いているわけではないので、日本人でもふつうに美味しくいただける味です。塩や醤油以外に、八角、ローレル、花椒、桂皮などを入れて煮込むので風味豊か。日本の味付け卵のように甘みはありません。

ちなみに茶叶蛋の「茶叶」は「茶葉」の意味で、茶葉も入れて煮込みます(詳しい作り方は「茶叶蛋的做法(=茶叶蛋の作り方)」等でGoogleしても出てきます)。

英語ではtea eggですが、日本語訳は決まったものが無いみたいです。直訳だと「茶葉卵」でしょうか。味が付いた卵なのに、なんとなく味気ない翻訳ですね。

朝ごはんの定番で、金額は1〜2元(約20~40円)。

朝ごはんを売っているお店の店頭にだいたい置かれています

殻をむくとひび割れのように味が染み込んでいるのが分かります

kammy

約20年近く中国・中国人と関わっている中国通。中国や中国人のことが好きで、その面白さを伝えるべくブログを書いています。妻は中国人。