こんにちは!kammyです。
空港で売っているものはなんでも高いことの紹介です。
日本も多少高いこともありますが、その比ではありません。
中国の空港はなんでも価格が高いです。
以前よりマシになったとのことですが(親戚調べ)、今回ペットボトルの水を買ったら約250円(15元)もしました。
街中では40〜50円(2〜3元)で売っているものなので、価格差は5倍以上。
日本で言えば、ペットボトルの水が700〜800円で売っている感じでしょうか。
ちょっとあり得ないですね。
標高の高い山の上だってこれだけ高いペットボトルは無い気がします。
山の上なら運ぶ手間賃がかかるので高いのも分かりますが、空港でこれだけ高いというのはなぜでしょう?
空港だけではなく、電車の中も、空港ほどではないものの高めの価格設定です。
うる覚えですが、高速鉄道のなかで買った水は1本10元(約170円)だったと思います。
空港も電車の中も、競争相手がいないもしくは少ないので、価格を高く設定できるのだろうと思います。
ただそれでも日本よりもかなり割高なのは、高くても買う人がいるということーそれだけ需要があるということなのでしょう。
水だけではなく、売っているものすべてが高いので、空港や電車の中で買うときはよほどの時だけだなといつも思うのです(笑)
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空港つながりの話で、杭州空港を利用したときのこと。
そこで見たのが、液晶画面付きのカート。
荷物を乗せて運ぶ小さなカートはどこの空港でもあると思いますが、そのカートに液晶画面が付いているものです。
画面をタッチすると、搭乗券のバーコードをかざすよう指示が出ます。
バーコードを読み込むと、搭乗口や搭乗時刻が画面に表示される仕組みです。
その他に、映画やドラマ、ゲームもできるようになっています。
液晶画面がついているのを見ただけで、「うわぁすごい!」と驚きました。
ただ、実際使ってみると、映画もほとんどが広告で見られないし、ゲームも充実しているわけではありません。
今はスマホで何でもできるので、このカートでゲームをする人はいないように思えます。
さらに、カートの調子が悪かったのか、音量調節がききませんでした(泣)
つまり第一印象はよかったけれど、実際にはそれほど実用的なカートではありませんでした。
液晶画面がある分、荷物を乗せるところも少ないのも難点かなと思います。
また、バーコードで搭乗券を読み取って出てくる情報も、すべて搭乗券に書いてあるものでしかありません。
ただ、こういう新しいものを内容が不十分であっても、さくっと導入してしまうところに中国のバイタリティを感じます。
このレベルのものであれば、日本の空港は絶対に導入しないはずです。
「中国人は計画性がなく走りながら考える」という記事でも紹介したことがありますが、「まず何でもやってみる」というところに中国もしくは大きくいえば中国経済の強さがあるように感じます。
関連ブログ>>>>「【中国人講座】前もって予定を決めない」
小さなカートから、中国経済の特徴にまで話を強引に持っていきましたが、小さなカートは、もしかしたら単なる広告塔なのかもしれません。
液晶画面をいじると、車の広告、家の広告などいろんな広告がありました。
そうした広告主から広告料をとってカートを提供するという代理店のビジネスなのかもしれません。
以前、上海空港での話ですが、手荷物のセキュリティチェックのときのプラスチックケースに広告がついていました。
日本の空港では広告を見たことがない場所です。
中国ビジネスのしたたかさを感じたものですが、それと同じように今回の液晶画面付きカートもビジネスから生まれたものかもしれません。
いずれにせよもう少し実用的なカートが出てくることを期待!