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中国・浙江省義烏市とはどんなところ?汚れたポルシェがたくさん走る街

こんにちは!kammyです。

浙江省の義烏市という街には、高級車がとてもたくさん走っています。

しかも、土埃をかぶって汚くなった高級車がたくさん走っているのです。

汚れた高級車がこれだけの数走っているところは、世界でもかなり珍しいと思います(笑)

そんな義烏市について紹介したいと思います。

義烏市:汚れたポルシェがたくさん走る街

私は車には興味がなく普段はあまり注意しないのですが、そんな私でも高級車の数がつい気になるほどです。

20台に1台はベンツではないかと思えてしまうほど多くて、BMWについて言えば日本でプリウスを見かけるのと同じくらいの頻度で見かけるような気がします。

最近はポルシェの数も増えているように思います。

高級車の割合、きちんと統計を取ったら面白そうなところです。

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義烏は成金の街

さて、義烏。ここは成金の街です。

地理的には浙江省の杭州から約130キロくらいのところで、高速鉄道であれば30分弱のところです。

日本人には馴染みの薄いところですが、中国国内や世界的にみれば比較的知名度がある中規模地方都市です。

どんな街なのか?

80年代後半から2000年代にかけて中国の市場経済化が進んでいったときに、義烏はその波に乗って短い期間で急速に経済規模が拡大しました。

基本的に中国という国の経済は輸出主導で大きくなってきたのですが、その先頭に立っていた街、もしくはその恩恵を最大限受けた街が義烏だったといっていいと思います。

もともと食べるものにも困っていたくらいの地域だったと言います。

現在50代の人が若いころの話ですから、それほど昔の話でもありません。

1990年前半くらいまではかなり貧しい状態だっただろうと思われます。

それが今やベンツやBMW、ポルシェを乗り回すようになったわけです。

中国全体の経済発展も急速ではありました。

ただ、義烏の飛躍度はそのスピードもそうですが、経済発展前後の差もあわせて鑑みた時、世界でも類を見ないものではないでしょうか。

日用品の卸(おろし)市場として有名な街

義烏は、日用品全般を取り扱う卸(おろし)が多い街として知られています。

日本のイメージ的にいえば、100円ショップにあるような商品を取り扱うイメージです。

世界の工場と言われた中国。

そのありとあらゆる種類の工場から義烏に一度商品が集まり、そして世界に向けて出て行く感じです。

その規模は中国国内最大で、特に中東やアフリカなどの国が輸出先としては多いようです。

義烏市内には、福田市場といわれる超巨大な市場のほか、洋服を専門にあつかう市場もあったりします。

そのため企業で働くというよりも、自分でビジネス(商売)をしている人が多いです。

実際に統計があるわけではありませんが、高級車に乗っている人には貿易関連のビジネスをして一代で財を成したというケースが多いのではないかと思います。

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汚い高級車が走る理由

そして、汚れた車が多いのは、急速に発展した街のために、まだ建設中のところが多かったり、少し郊外にいくと舗装のされていない道も多かったりすることが主因です。

妻の実家も、その村全体が開発の対象となったため、古い建物はすべて壊されてすべて新しい建物になりました。

「旧村改造」と呼ばれる政策の一部です。

建物が新しくなったのはいいのですが、人が住み始めてから1年以上経っても、なぜか道の整備が終わっておらず舗装されていない砂土の道に囲まれいたりするのは日常茶飯事。

そのため車を一晩外にとめただけで砂まみれになります。

街中には洗車屋がとても多く、さもありなんという感じです。

至るところに高級車が走り、しかもそれらが土埃にまみれて汚いことが多いため、そのありがたみというか高級車の威容のようなものは義烏ではまったく感じません(笑)

先日、帰国した際に東京の5つ星ホテルに行く機会がありました。

その地下の駐車場でどこに自分の車を止めたのか分からなくなり彷徨っていると、月極めの区域に入っていました。

さすが5つ星ホテルだけあってそこには高級車ばかりが並んでいました。

高級車には見慣れているはずなのにその威容を改めて感じたのは、どの車もピカピカだったからのように思えます。

同じ車でも状況でこうも違うのかと体感しました。

汚れたBMWとポルシェ

実家の近くでようやく下地っぽいのを敷き始めたところ。 周囲の建物は人が住み始めて1年ぐらい経ってます。 でも道はまだ舗装されておらず。 あとどのくらいかかるんでしょう。。。

洗車ビジネス、盛んです

kammy

約20年近く中国・中国人と関わっている中国通。中国や中国人のことが好きで、その面白さを伝えるべくブログを書いています。妻は中国人。