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杭州の蔦屋書店に行ってきました

こんにちは、kammyです!

浙江省の杭州にある蔦屋書店に行ってきました(記事下部にショート動画あり)。

蔦屋書店(地下一階部分)

2023年2月現在、中国国内に蔦屋書店は2店舗あるようで、その記念すべき一号店がこの杭州の店舗だとのこと。

私の滞在している義烏からは高速鉄道で約30分強。杭州東駅という高速鉄道の駅から、地下鉄を乗り継いで約50分で到着。

場所は中心地から少しだけ離れた「古墩路」という地下鉄駅から、歩いて5分くらいにある「天目里」という商業施設内。

かなりオシャレでアートな商業施設で、イケてないテナントは一切受け付けません!的な雰囲気さえ漂うエリアでした。

蔦屋書店は、その角の一階と地下一階にあります。

こちらは1階部分の入口

一階部分はアート関係の書籍とカフェがあって、天井が高いせいもあってやや荘厳な空気感もありました。

地下一階は、天井は高くないのですが、面積的には多くの書籍を扱っていました。

プレスリリースによると、「最高の『知的な居場所』」を目指して設計されたようで、書籍のジャンルも心持ち「意識高い」系が多いようです。

具体的には、

・オシャレな本が多い。
・子ども用の本は少なめ。
・共産党関連の書棚は無い。
・オシャレな雑貨や文具が多い。
・翻訳本も含めて外国の本も多い。

といった感じ。

店頭には宮崎駿関連の書籍がありました

日本語の本もちらほらと書棚に陳列されていました。ただ、日本語書籍としてまとめられているわけでは無く、ジャンル分けされた書棚に中国語の書籍と混じって陳列。

つまり日本の本屋のように、話題の書籍や新書、文庫等が陳列されている場所はありません。

その意味で、日本語の書籍を探している人には向いていませんが、ふらふらと中を見ていると意外な日本語の書籍に出会ったりして面白いかもしれません。

ちなみに、地下一階の蔦屋書店前には、フードコートもあって、いろんな種類の食べ物が割とリーズナブルに食べられます(といっても日本と似たような価格帯です:30元から50元)。

さらに周辺にはオシャレなカフェやレストランなどがあって、散策するには気持ちの良い場所です。いわゆる中国らしさはまったくありません。

杭州は観光地が多いので、日本からの観光としてわざわざ行くほどではないと思いますが、杭州近辺に住んでいるなら、天気の良い日にでも行くと気持ちいいと思います。

一階部分。壁際の本はすべてレプリカ。天井高し。

日本の雑誌なども販売されてました

こちらは地下一階部分。気持ちのよい空間です

日本関連の雑貨もたくさん販売されていました。手間のポパイがなんかよき

日本語の書籍は、中国語の本に混じって陳列。日本語の本を探せ

全体の5%くらいは日本語の書籍かもしれません。デザイン系も日本語のがけっこうありました。読めなくてもわかるしね

絵本は少ないですが、日本語の翻訳本もちらほら

企画展ベースのレア本も。なぜこれが?という本がけっこうありました(笑)

文房具なども。ただオシャレなものしかありませんよー

天目里というおしゃれな商業施設内にありました

 

kammy

約20年近く中国・中国人と関わっている中国通。中国や中国人のことが好きで、その面白さを伝えるべくブログを書いています。妻は中国人。