トイレについて調べていたときのこと。またトイレネタで失礼。
高速鉄道のターミナル駅である上海虹橋駅を利用する機会があったので、そのトイレもチェックしてみようと思い、トイレに行きました。
すると、トイレ前の壁にトイレ内の地図(電光掲示板)があって、どの個室が空いているのか一目で分かるように表示されているではありませんか!
地図上で、空いている個室は緑ランプ、人がすでに入っている個室は赤ランプが点灯しています。(下写真)
そして中に入ると、それぞれの個室のドアの上に同じように緑か赤のランプがついているので、一目でどの個室が空いているのかが分かるようになっているのです。
つまり、個室をひとつひとつチェックせずとも人がいるかいないかが分かるようになっているのです。
おそらく東京駅などの大きな駅には同じようなものがある気がします。
そして今の時代、よほど特殊なものでもない限り東京にあれば上海にもあって当然です。
だから別に驚くほどのことではないのですが、普段は義烏といういわば地方都市にいるので、こういうハイテク系のトイレを見て思わずおののいてしまいました。
おぉ、さすが上海!
当然、トイレ外の壁にある電光掲示板のランプは赤が緑に、そして緑が赤に、次々と変わっていきます。
人が出たり入ったり出たり入ったり、というわけです。
男子トイレの地図と女子トイレの地図は並んで表示されており、赤・緑・赤・緑とランプがひっきりなしに変わっていきます。
それを眺めてふと、この個室トイレの埋まり方には、何か法則みたいなものはあるんだろうかと疑問に思いました。
たとえば、男子トイレは個室が端っこから埋まっていき、女子トイレは真ん中から埋まっていくとか、そういう法則です。
または、日本のトイレは端っこが埋まりやすいけど、中国のトイレは真ん中が埋まりやすいとか。
そんなくだらないことを考えながら10分ほどトイレの前で、そのトイレ地図の電光掲示板をじーっと眺めていました。
はたから見たらそれなりに変な人だったと思います。
結局、法則めいたものは見つからず、電車に乗る時間になったのでその場を離れました。
トイレの電光掲示板に感動した私は、その写真を中国版LINEである「微信」のグループトークに送りました。
上海のトイレは進んでいるぞと。
すると、「あなたたち夫婦はいつもトイレの写真ばっかり送って、どうしてそんなにトイレが好きなの?」と、ある親戚からのメッセージ。
ここ数日、トイレの写真ばかりを送って、親戚の意見をいろいろ聞いていたのでそんなメッセージが入ったのです。
でも、妻はいわゆる冤罪で、トイレの写真を送り続けていたのは私のみ。
妻は「私は一度も送っていない!」ときっちりと反論をしていました(笑)
そして、やっぱり上海のトイレも、ドアの方を向いてしゃがんで用を足すように便器が設置されていました。
この件については、トイレに興味のあるよほど暇な方のみ下記の記事をご参照くださいませ。