こんにちは!kammyです。
中国人というのは、頼みごとを直前にしてきたり、直前にそれを変更することがけっこう多いです。
直前?変更?どういうこと?
具体例をまじえて、説明していきましょう。
流行語にもなった「爆買い」に代表されるように、中国人は一般的に日本の商品のことが好きです。
そのためよく中国人の親戚や知り合いから、日本での買い物を頼まれます。
そうした頼まれものは、直前に変更がかかることが多い印象があります。
そして、変更が多いこともさることながら、事前確認があまりされないままに頼んでくる“注文”も多いのが特徴な気がします。
つまり、買い物を頼んできた時点では、価格や効能などの商品詳細を知らないことがあって、買う量が決まってないこともあるのです。
だから、買い物の現場で電話をして確認をしたり、ウィーチャット(微信)でチャットをしながら買い物をしたりすることが多くなります。
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たとえば、Aという商品が欲しいから買ってきて欲しいと言われる。
その時点では、だいたいの数は決まっているけれども確定ではありません。
商品が売っているお店に出向いていって、そこでまず在庫があるかを確認します。
価格や在庫数が分かったら、それらをSNSなどで知らせます。
だいたいこの価格によって個数が決まり、時には高いから要らないというときもあります。
最終的な商品と個数が決まるのが、そのお店でかわされるスマホ上の会話なのです。
そして、この連絡をしている段階で、「Bという商品はある?」と聞かれて、その場で調べて価格を伝えて(もちろんその場で人民元に変換して)、必要なら何個いるかを聞いて買う、というオペレーションもあります。
当然、すべての頼まれた買い物がこういうケースではなく、日本のネットでさくっと買えることも多いのですが、意外と上のような「特例」が多い。
スマホの発達と普及によりそうした「現場での確認作業」が容易になったことも背景にあると思いますが、それにしても多すぎる印象がぬぐえません。
だいたい買う側がお店にいるその短い時間に、連絡が取れなかったらどうするんだろう?と思ってしまいます。
でも、中国人は仕事中や運転中でもスマホを使う人が多いからなのか、スマホ依存症の人が多いからなのか、とにかくそういうケースは見かけた覚えがありません。
頼んでくる相手が親戚ということはおそらく多少は関係していると思います。
やはり親戚のほうが遠慮なくいろいろと頼みやすい。
ただ、それらを差し引いても、「頼まれ物をその場で確認しながらの買い物」は、中国的だなぁと思うのです。
日本人ならよほど特殊な状況でない限り、こうした頼み方は相手の負担が増えることを考えて遠慮するような気がします。
「日本人が、親戚に頼まれて海外のお店でその場で電話確認しながら代わりに買い物をする」というのはどうも想像しづらい。
商品と個数が決まっているならまだしも、現場で確認しながらの買い物は、いろんな意味で負担や不確実性が高すぎて日本人ならやらないと思うのです。
これは、「人間関係」や「頼みごと」に対する考え方が、日本人と中国人では違っていて、それが「頼みごとの買い物」にあらわれているだけだろうと感じます。
さて、中国人と日本人の違いはここで紹介しただけにとどまりません。
中国人の性格全般については「中国人の性格の特徴」でまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください!
また、中国の生活全般については「生活習慣・文化・風習における日本との違い」にまとめました。こちらもあわせてご覧ください!