こんにちは、kammyです!
手抓饼(shǒu zhuā bǐng)という中国独特のスナックがあって、それが美味しいので紹介します。
もともとは台湾発祥のものらしいのですが、今は中国人なら誰でも知っているほど中国本土でもよく売られています。基本は移動式の屋台で売られていることが多いです。日本には似たものがなく、あえて言えば甘くないクレープといったところでしょうか?
注文するとまず熱くなった鉄板の上に、丸いクレープのような出来合いの生地を広げます。屋台で買うとふつうは冷凍されている既成の生地です。生地が十分熱くなって少し焦げ目が付いたら、すこしの野菜を乗せ、ケチャップやマヨネーズなどのソースをかけて、ぐるっと丸めて完成です。小さな紙の袋で包んだ上で、それをビニール袋に入れてくれます。
トッピングを追加することができて、私はだいたい卵とソーセージか鶏肉を追加します。卵はその場で鉄板の上に割って、少しほぐした上に先ほどの生地を乗せて、生地と一体化させます。ソーセージや鶏肉は、鉄板の上で軽く焼いた上で、適当な大きさに切って、生地でぐるっと包みます。
金額はトッピングにもよりますが、5−8元くらい(約100-150円くらい)。スナックとして昼間や夜市で売られていることもありますが、朝ごはんとして朝に販売されていることもあります。
生地は小麦粉ベースで、特殊なものは含まれていないと思うのですが、独特の風味があって生地自体が美味しいのです。てろてろっとした柔らかい生地で、油が多く含まれているのかもしれません。子どもも好きな味。たまに無性に食べたくなります。
※浙江省義烏市での経験をベースに書いています。地域による違いはあると思います。