『CD付きオールカラー 基礎からレッスンはじめての中国』という中国語の参考書を紹介します。
この参考書はこんな人におすすめです!
日本語との語順の違いが、どの例文も明確に示されているのが本書のひとつの特徴です。
しかもそれがカ・ラ・フ・ルに!
思わず字もカラフルにしちゃいましたが、カラーの参考書って少なくとも中国語では珍しいんです。
それだけ制作費もかかるのでしょうから、内容に自信があるということなんだろうと思います。
ちなみに価格は普通の1,280円(税別)
むしろこの類の参考書だと安いほうになります。
イメージを重視して学習したい人にはうってつけの参考書だと思います。
カラフルなことって、けっこうやる気に影響するんじゃないかと私は思っています。
少なくとも無機質なのっぺらとしたテキストは私はあまり好きではありません。
なんかテンションがあがらないというか、気持ちが乗ってこないというか・・・
カラーの教材というのは意外と大事な要素だと思います。
さて、語順の違いが明確に分かりやすく説明されていると紹介しましたが、フルカラーなので分かりやすさがあります。
日本語との語順の関係を説明したものでは、もっとも読みやすい入門書のひとつだと思います。
中国語の文法は語順の文法と言い換えてもいいくらい語順が大事。
というか中国語の特性上、語順の理解が文章の理解のキモなのです。なぜそうなのかについては、詳しくはこちらに説明してあります。→中国語文法ーその特徴と各項目を総まとめ
だから語順が理解できるということは、すなわち文法が理解できるといっても言い過ぎではありません。
さて、本書の中身がどういう見た目なのかはアマゾンにページの見本写真が出ているのでご覧ください。
本書の前半はフレーズごとに解説し、文法事項もあわせて説明。後半はシーン別で使われる単語やフレーズを紹介しています。
大きな章立てはこんな感じになっています。
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イラストに紙面が割かれている部分が多いので、ガッツリと学びたい人には少し物足りない内容になっているかもしれません。
また、全体としてゆとりをもった構成なので、ページ数も多いほうではありません(極端に少ないわけではなく入門書としては平均的です)
ひとまず中国語とはどういうものなのかを知りたい人にはおすすめですが、ガッツリやって中国語をマスターしてやる!と鼻息あらい人には、向いていない本かと思います。
まとめると、この本はこんな人に向いていると思います。
それでは今回はこの辺で。
再见~!