こんにちは!kammyです。
先日、義理のいとこが真っ赤な靴下を履いているのを見せびらかしていました。
何かと思って聞いてみると、中国では年男年女が真っ赤な下着や靴下を着ける習慣があるとのこと。
年男年女は赤い下着を履くことで邪気を払う、と中国では言われています。
日本には厄年と言われるものがありますが、中国では年男年女が縁起の悪い年になります。
そこで、明るさや生命力を象徴する色である赤の下着をつけることで邪気を払うということらしいです。
簡単に言えば縁起のよい色を身につけることで開運を目指すといったところでしょうか。
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ちなみに、赤靴下の足裏には小さな人の絵が描いてあります。
これは自分にとって悪い影響を与える人を踏みつけて追い払う、という意味があるらしく、中国語では「踩小人」と言われます。
靴下の裏に小人の絵はとても可愛らしいのですが、悪い人を踏みつけるという意味合いがあるので、なんとも複雑な気分になります。
僕は今年、年男。赤い下着は365日ずっと着用するというよりも、年始の数日間付ける人が最近は多いみたいです。
私は自分が年男だということを完全に忘れており、年始にも着ませんでした。
だいたい赤いパンツなど持っていません。
それに気付いた妻がさっそくネットで購入してくれました。
もちろんこれで開運を狙おうという下心あってのことです。
基本的に自分で買うのではなく人からプレゼントされたものである必要があるそうです。
到着しました。まー、ダサいです(笑)
赤いパンツは見えないからいいですが、ちらっと覗く真っ赤な靴下はコーディネート不可能に思えます。
さすがにこれは毎日履けないなと。
赤という色は中国では縁起の良い色としてよく使われます。
結婚式では赤が多用されますし、お寺で使われるロウソクやお香も基本的に赤です。
また、スーパーなどで商品を入れるビニール袋も赤い袋が多いです。
日本では白がほとんどで赤は見かけませんが、中国では結構よく使われているのです。
これも縁起の良い色として認識されているからかもしれません。
以前、中国人っぽいおじさんが温泉の脱衣所で赤パンツを履いているのを見かけたことがあります。
おじさんが赤パンツ(しかもピチピチ)って強烈だなぁと釘付けになってしまいましたが、今思えば年男だったんだろうなと思います。