こんにちは！kammyです。
中国の国慶節とはどんな祝日なのかを紹介します！
２０１８年の連休期間から２０１９年の予想、そして２０１７年の連休がどうだったのかを振り返ります。
さらに、この期間は高速道路が無料になり、観光地も割引になったりするのも中国的特徴。
でもその分、国内の観光地はどこも混雑します。
いったい国慶節とはどんな休日なのか、少し詳しく紹介していきますね。
目次
中国の国慶節は毎年１０月１日。
国慶節とは、簡単にいってしまえば建国記念日です。
１９４９年１０月１日に中華人民共和国が正式に成立したため、この日は毎年公的な休日となっています。
国慶節は、中国の祝休日でよくあるように旧暦（農暦）ではなく西暦なので１０月１日なので毎年固定です。
中国語では
国庆节 guó qìng jié
もしくは
十一 shí yī
といいます。
ちなみに日本語の読みは「こっけいせつ」です。
「滑稽節」ではないので要注意！（誰も間違えないか）
英語では
National Day of China
National Day of People’s Republic China
になります。
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政府の公式な発表による連休は、
１０月１日（月）〜１０月７日（日）
となっています。
７連休とは大型連休ですね！
ただ、この連休日程については毎年変動します。
土日の関係やその前にある中秋節の関係のためです。ちなみに２０１７年は８連休でした。
そして、ここからが実に中国的なのですが、この７連休を作る代わりに前後の土日が平日扱いになります。面白いですねぇ！
２０１８年でいえば、直前の
は平日扱いとなり休みではありません。
公的機関や銀行なども基本的には営業しているということです。
ちょっと日本では考えづらい習慣ですよね。
２０１８年に限っていえば、９月２４日（月）が中秋節でこれも公的な祝日なので最大で１６連休とする余裕のある人もいるようです（笑）
中国の公式な祝休日について詳しく知りたい方は下記もご覧ください。
ちなみに２０１８年１０月１日は第６９回目の国慶節。
つまり中国は６９歳ということ。
２０１９年の国慶節は建国から７０年の節目に当たるためおそらく盛大なイベントなどが予定されているでしょう。
この振替する土日は誰が決めるのかといえば、毎年中国政府（国務院）が決めます。その発表が例年年末。だから２０１９年の国慶節の連休はあくまで「予想」でしかありません。
ここから先は予想になります。はずれたらごめんさい（笑）
２０１９年の国慶節の連休は
１０月１日（火）から１０月７日（月）
の７連休になるだろうと思います。
そして９月２８日（土）、２９（日）が振替平日になるでしょう。
あくまで予想ですよ、予想。
２０１８年１２月になれば判明しますので、それまでお待ち下さい（笑）
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ここから先はもう過ぎたことなので中国好きの物好きの方だけ読んでください（笑）
２０１７年の国慶節は１０月１日。
これは変わらないのですが、連休が８日間でした。
なぜ連休が２０１８年よりも１日多いのか？
それはこの２０１７年は１０月４日が中秋節だったためです。
中秋節は、中国で毎年休みの祝日。
で、紛らわしいのが、この中秋節は旧暦（農暦）の８月１５日なので毎年日付が変わるのです！
２０１７年は１０月４日が中秋節で、つまり中秋節が国慶節の連休中に含まれてしまったのです。
そのため例年より１日多く８連休となったわけです。
連休日程がこれだけ紛らわしいので、毎年この時期になると
「国慶節はいつからいつまで？」
と中国人同士でも会話がかわされるほどです。
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上にも書きましたが、国慶節は例年少なくとも７−８連休の大型連休。
実家に帰郷したり、国内旅行に行ったり、最近では海外旅行にもいく中国人も増えています。
中国の大型連休は、春節とこの国慶節の年に２回。
春節は家族と過ごしたり、親戚を訪問したりする習慣があるので、長期で旅行といえば国慶節のほうを選ぶ人が多いような印象があります。
そして、なんとこの期間は高速道路が無料になるのです！
２０１８年は１０月１日０時から１０月８日２４時まで無料期間です。
（ただし７人乗り以下のみのようで、大型バスとかは普通に料金がかかるようです）
高速道路通り放題です！
ETCでも人のいる窓口もどちらを通過してもOKとのこと。
ただしものすごい混んでます（笑）
８月２９日までに、すでに３１４か所の観光地が値下げをしたそうです。
一部の観光地は無料のところもあるとのこと。
中国は最近、こうして連休中に観光地の価格を下げたり、無料にしたりといったことをよくやります。
「なんで今日は無料なんだろ？」と思ったら連休の特別措置だった、ということは今までいくつかの観光地で経験しました。
参考：「发展改革委：降低重点国有景区门票价格初见成效」（中国語サイト）
この時期は、まとめ買いや家族での食事、外出が増えるためなのか、豚肉や野菜、ガソリンなどの価格が上がることが多く、急な値上がりを政府は毎年警戒するようになっています。
逆にそれに乗じて必要のない値上げがされたりすることもあるようです。
多くの人が大型連休で消費活動をするため、価格の変更はある程度仕方のないところもあるのかもしれません。
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最後に個人的な意見と思い出を話しちゃいます。
連休中、国内の観光地はどこもものすごい混雑。
この時期の中国国内観光はできるだけ避けたほうがよいと思います。
１度この時期に旅行をしたことがあって死にそうになったことがあります（笑）
どこに行ってももうものすごい人・人・人！
あやうく中国が嫌いになりそうでした。いや、瞬間風速的には嫌いになりました（笑）
この時期に乗った列車ではあまりに混みすぎていたために、私は人の渦に押されて流されトイレにまたがって数時間を過ごした記憶があります・・・
で、途中でトイレに用を足しに入ってくる人がいたりするわけです。
私はどこに行けばいいの？（笑）
もちろん一時的に外に出るわけですが、外はスペースの余裕がないので、結局、またトイレの上にまたがるという位置に落ち着くのでした。
今となっては笑い話ですし、現在ではそこまで混雑する列車も少なくなったのではないかと思いますが、物好き以外はできるだけ避けたほうがよい期間といえそうです。