こんにちは!kammyです。
中国人は「運転するときに、ほとんど前しか見ない」と以前ブログ記事で書いたことがあります。
今回はその続きです!
バックミラーをほとんど見ないーつまり後ろをほとんど見ることなく前だけ見ながら運転する、ということを説明しました。
その後、周りの知り合いや親戚に車に乗るたびに、「このバックミラーは使っているか?」と聞き、調査を継続してきました(笑)
その結果、バックミラーを使っているのは10人のうち2人ぐらいかなという感じでした。
自分の家族のことを言えば、使っていると断言したのは義理の兄だけ。
義理の父も母も、私の妻もみなバックミラーは使っていませんでした。
親戚の中にも、義理の兄と同じように、バックミラーをちゃんと使っていると私に伝えてきた人もいました。
どのくらいの頻度で使っているのか、という点については確認が難しいので、「使っている」と答えた人を素直にカウントすると、10人中2人くらいの割合かなというところでした。
つまり、使っていない人が約8割です。
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今回、バックミラーを使わないで運転している証拠を新たに見つけて興奮してしまいました。
これは口頭の調査よりも決定的な証拠に思える画期的な発見です!
結果としては、バックミラーを使っていない人の割合は、口頭での調査よりも低く、約4割がバックミラーを使っていないという結果でした。
なんでバックミラーを使っていない=後ろをまったく見ていないと分かったのか?
それは、浙江省義烏に珍しく雪が積もったときのことでした。
夜にかけて雪が降り、朝には3cmくらいの雪が積もっていました。
朝方まで雪は降りつづき、気温も低く、当然、外に駐車してある車にも雪が積もっていました。
その日、私は車を運転して息子を幼稚園に送りました。
その道中、ほかの車をふと見ると、後ろのリアガラスに雪が積もったままの車がけっこう走っているではありませんか。
これはもう確実にバックミラーを使っていない証拠です。
その車の数をカウントしてみようと思いました。
よく観察すると、雪が完全に落とされている車も走っています。
屋内に止めてあってもともと積もらなかったのか、もしくは朝、出発するときにすべての雪を落としたのでしょう。これはカウント外です。
また、後ろが垂直になっているワゴンタイプの車や一部の4WDの車などはもともと雪がリアグラスに積もらないのでカウント外。
逆にカウントするのは、横の窓ガラスが綺麗になっているのに、後ろだけ雪が積もっている車です。
また、車の一部やサイドに雪が残っているけれども、後ろのリアグラスが綺麗になっている車は、バックミラーを使っている車としてカウントしました。
つまり、意図的にリアグラスの雪を落としたであろう車と、そうではない車をカウントしたのです。
100台くらい数えてみて、結果としては、約4割が後ろに雪を残したまま、つまり後ろを見ずに運転していました。
本当ならば、街道沿いにパイプ椅子でも置いて、そこでカウンターを使ってかちゃかちゃと数えてみたかった・・・。
ただ、そんなことをしている余裕はなく、仕方なく一生懸命、目視で数えた結果です。
口頭で調査した結果よりも多くの人がバックミラーを使ってることになります。
これはリアグラスの雪は綺麗になっていても、実際にはバックミラーを使っていない人がいるからではとも思えます。
ものすごくざっくり言えば、少なくとも半分ぐらいの人はバックミラーを使っていない。
前回の記事でも書いたのですが、これは別に悪いという意味ではなく、日本との違いが面白いと思うのです。
右側通行などの交通ルールの多少の違いはあったとしても、日中ともに同じように舗装された道を、同じような車を運転しているわけです。
それでも、そのバックミラーの使い方に違いが出るというのは、非常に興味深い・・・などとひどく真面目に考えてしまう私は、やっぱり少し変わっているのでしょうか。