こんにちは!kammyです。
中国人はフルネームで呼び合うことがあります。
このことについて解説します!
中国で違和感のある習慣に、名前をフルネームで呼ぶというのがあります。
夫婦がフルネームで呼び合ったり、自分の子どものことをフルネームで呼んだりします。
毎回フルネームというわけではありません。
普段はニックネームで呼んでいて、時々フルネームといった感じです。
ただ、冗談で言っているわけではなく、割と本気でその人を呼びたいときに使われるような気がします。
たとえば、義理の母は、義理の父のことをよくフルネームで呼びます。
特に義理の父がパソコンでゲームをして集中しすぎ、まったく周りの音が聞こえていないとき(ほぼ毎晩)、叫ぶようにフルネームで呼びます。
「○○○(義父の名前)、ごはんできたよ!」とか「○○○(義父の名前)、そろそろ行くわよ!」とか、だいたいそんな催促をするときです(笑)
もし自分の両親(日本人)がフルネームで呼び合っていたらと考えると妙な感じがして、最初聞いたときは不思議に感じたのを覚えています。
義理の兄は、娘が遊びに夢中で帰ろうとしないときに、フルネームで呼ぶのをよく聞きます。
割と本気でその人を呼びたいときに、フルネームで呼ぶ雰囲気があるのかもしれません。
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そもそも「中国人の名前が短い」というのはフルネームを使う理由としてあると思います。
フルネームでも漢字2文字もしくは3文字が多く、発音するとなると2音節もしくは3音節になります。
だから、漢字3文字でも、日本語のひらがな3字、たとえば「まゆみ」とか「たかし」と同じ音節(音の長さ)になるのです。
つまりフルネームで呼んだとしても、日本の下の名前分ぐらいしか音節がないわけです。
逆に、下の名前とか上の名前だけだと短すぎて、誰を呼んでいるのか分かりにくい。
苗字だけであれば大体が1音節ですし、名前も1音節もしくは2音節が主流です。
だから、もし1文字の人を名前だけで呼ぶと
「か!」
と呼んでいたりすることになるのです。まぁあくまで日本語のひらがなに置き換えた場合ということですが、でも感覚としては近い。
1音節で人を呼ぶというのは呼びにくいはずです。
ところで私のフルネームは漢字4文字です。
でも、いまだに中国人の妻にフルネームで呼ばれたことはありません。おそらく音節が多すぎるのでしょう。
確かに発音してみると、なんか呼びづらい感じです。
日本語でも、例えば「ともひろ」という名前だと、そのまま「ともひろ」と呼ぶのではなく、
「とも」
「ともくん」
とか呼ばれることが多いような気がします。
4文字=4音節は呼び名としては、3音節にはかなわないのでしょう。