CS60の基本的な施術コースとしては全身を施術するのですが、
- 全身をやる必要があるのか?
- 症状のある部分や疲れている部分だけをやってはだめなのか?
という疑問も出てくると思います。
今回はそれについて少し解説したいと思います。
目次
CS60は症状のある部分だけでも効果はある
症状のあるところだけを施術しても効果はあります。
たとえば、傷口を直接こすることで早く回復する効果が見込めたり、肩こりの人の肩をこするだけで軽くなるにはなります。
目がかすんで見えづらい人は、目をこすってやるとスッキリします。

ただし以下の理由で、全身の施術をしたほうがよいと考えています。
- 原因はその場所だけにあるわけではない
- 表面化していない悪い部分があるかもしれない
原因はその場所だけにあるわけではない
不調の症状が出ている場所だけに、その原因があるわけではありません。
たとえば、腰痛の場合。
腰が痛いのだから腰を施術すればいい、と簡単に考えられるかもしれませんが、原因は足全体の場合、膝の場合、お腹の場合とさまざまです。
さらに原因の場所はひとつではなく、複数のこともあり、施術をやってみないと症状改善に向かわない可能性があります。

感じていない悪い部分があるかもしれない
上の話とかぶる部分があるのですが、本当は不調なんだけれども感じていない部分もあるかもしれません。
CS60の施術では、悪いものが出ていくときに痛みを感じるのですが、予想もしなかったところで痛みが出ることがあります。
その痛みが体内の何を改善したのか、よく分からない場合も多いのですが(笑)、何かが改善され細胞が活性化したことは確か。
体のすべては何かのかたちでつながっているので、全身を施術することで「体全体」としての健康維持や症状改善を目指すことにつながります。
頭は単純に気持ちいい
腕については、特に要望がない限り全身コースに含めていませんが、それ以外の箇所はどんな人にも重要なので基本的には施術をしています。
それぞれについて簡単に説明します。
足全体
負担がかかりやすいので、直接的な症状が出ていなくても、痛みを感じる方が多いです。
背中
脊髄の通っている背中も、どんな症状や健康状態の方にとっても重要なので必須の部分です。
腹部
腸は、最近の研究では「第二の脳」と言われるくらいですから腹部も大事。
肩周り、首周り
頚椎やリンパなど、全身の健康維持に重要な部分が集まっています。
頭部
では頭は?
頭は単純に気持ちいいことが多いので全身コースに入れているというのが私の認識です(笑)
脳に関係する病気の方は、頭の施術で痛いこともありますが、たとえば私は個人的に頭の施術が気持ちよくてとても好きです。

まとめ:やはり全身をくまなく
私は施術者としてCS60がいつも手元にあるので、こんな使い方(車酔い)やこんな使い方(切り傷)をしたりしています。
ただ、これはCS60が手元にある人の使い方。
初めての施術や定期的な施術として受ける場合には、やはり全身をくまなくやってやるのがよいです。
体は全体としてひとつでもあり、各箇所がそれぞれ重要だという両方の理由から。
もちろん個別に重点的に施術したい部分があれば、その都度お知らせください(^^
それでは今回はこの辺で!