こんにちは!kammyです。
街中にかなり普及しているシェアタイプのスマホ充電器についてです。
中国では、スマホは「あったら便利」の時代から「なくては困る」時代になっています。
昨日立ち寄ったレストランは、テーブルにあるQRコードからオーダーと支払いを行うタイプでした。
以前、重慶で立ち寄ったカフェも同じように各テーブルからスマホで注文するタイプ。
こういう飲食店は増えていくのは確実でしょう。スマホから注文というのが、ちょっとオシャレな感じがすることも導入店が増えていることと関係しているような気がしますが、それ以上にスタッフの負担軽減と売り上げの可視化が大きいメリットだといいます。
スマホがない人はどうするのでしょう?
そういうお客さんは受け入れない、というかたちなのでしょうか。今度、店員さんに聞いてみようと思います。
スマホの存在感を示すほかの実例は、過去記事にもたくさん書いていますが、スマホの存在感がこれだけ大きくなってくると、当然、その充電も死活問題(?)になってきます。
街中には、充電器がいたるところにあります。
そのひとつである「街電(街电)」というのを使ってみました。はじめて使ってみて、思っていた以上に便利で驚きました。
レストランなどの飲食店や美容室、ホテルなどのカウンターに置かれていることが多いです。
小さな箱状の機械に充電器がいくつか刺さっています。
そこにあるQRコードを読み込んで、保証金90元(約1,500円)を支払うと、そのうちの1つが自動で出てきて充電できます。
スマホの機種を選ぶので、それに対応した差し込み口のある充電器が出てくる仕組みです。
便利なのは、同じ場所の機械に返さなくてもよいことです。
たとえば、出先のレストランで借りて、それを滞在しているホテルで返却できるということです。
返却するときは、まず、その返却する機械のQRコードを読み込みます。すると、スマホの画面に「この場所に充電器を入れてください」という表示が出てくるので、そこに差し込むだけです。
さらに便利だなと思うのは、近くのどこに充電器があるかスマホから確認ができることです。
一番最初にQRコードを読んだときに、中国版LINEであるウィーチャット上には、この「街電」のページが表示されます。
その画面から、近くの充電器を探すことができるのです。
しかも、使用可能な充電器があるかどうかも一目で分かるようになっています。
スマホの重要性がこれだけ高くなっているので、充電器ビジネスが広がるのも当然といえば当然なのかもしれませんが、中国人のビジネスのうまさを実感させられる一例に思えました。