中国で今でもスマホ決済ができないところは?ーその2

子どもが遊ぶ写真のようなおもちゃ。

当然かもしれませんが、スマホ決済には対応していません。

1元コインのみ受け付けのものが多いです。

「いま小銭がないからできない」というのが、ねだる子どもに対する大人の決まった(?)言い訳。

もしこれもスマホ決済ができるようになったら、新しい言い訳を考えなくてはいけません。

「スマホの充電が切れた」くらいでしょうか(笑)

一方で、大人も遊ぶUFOキャッチャーのようなゲームは、スマホ対応しているものが多い印象があります。

操作盤やガラスケースに貼られたQRコードを読み取り、スマホ上から支払いを済ませると、目の前のUFOキャッチャーが使えるようになる流れです。

飲み物やスナック菓子の自動販売機が、スマホ決済の普及にあわせて増えてきましたが、それと仕組みは同じです。

そうしたことを考えると、技術的にはそれほど難しくないことになります。

少なくともスマホ決済を小さな機械に導入する技術的コストはどんどん下がっていくでしょう。

かといって、上の写真のような子どもが遊ぶおもちゃにQRコードが貼られてスマホ決済ができるようになるかというと、その可能性は低いような気がします。

なぜならこれで遊ぶような子どもはスマホを持っていないからです。

ただ、赤ちゃんだけが遊ぶようなおもちゃは、常に大人が近くにいるということを踏まえると、スマホで遊べる日がもしかしたら来るのかもしれません。

 

kammy

約20年近く中国・中国人と関わっている中国通。中国や中国人のことが好きで、その面白さを伝えるべくブログを書いています。妻は中国人。

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kammy