ヨスさんというブロガーのこちらの記事に触発されて「お菓子の家が作りたい!」と思ってしまった私。
ただ上の記事では日本で市販されているお菓子をベースにしています。当然です。
中国には小枝も、明治の板チョコも、アポロもマーブルチョコもありません。
(上海あたりだと売ってるかもですが、ここは浙江省のローカル都市)
そこでとりあえず大きめのスーパーに行って、使えそうなもので作ろうということになりました。
下記は、中国で売っているものを使ってお菓子の家をつくった記録です。
予想以上の完成度になったので、ここでシェアしたいと思います。
ちなみにここで紹介する中国のお菓子はどれも美味しいものなので、単純に食べるだけの目的でもおすすめです!
目次
実際の家づくりの説明に入る前に、材料同士をくっつける「接着剤」について紹介しておきます。
湯煎したチョコを使ったのですが、これが無いと素材がいくらあってもくっつけることができず、何も完成しないので・・・。
中国では普通、板チョコは売っていません。
そこで使えるものを探したところ、息子が「Dove 德芙(dé fú)」という商品を持ってきました。
Doveは中国でよく見かけるチョコレートで、小さな個人商店でもレジ横とかによく置いてあります。
調べるとスニッカーズやM&M’sとかを作っているアメリカの会社のブランドのようです。
どうりで味がおいしいわけです(笑)
これのシンプルな味のものを湯煎して、接着剤として使えばどんなお菓子もくっつきます。
価格は7元前後と少し高めですが、味もおいしいのでおすすめです。
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お菓子の家をつくる土台として、木製のお盆を買ってきました。
家に大きなお皿があればそれを使えば良いと思います。
まずウエハースで家の壁を組み立てていきました。
ウエハース同士は、上で説明したチョコを湯煎したものでくっつけました。
もうこの壁だけでも家っぽくて満足感がありました(笑)
ウエハースは下記の写真のもの:「嘉顿」というメーカーの「威化饼干=ウエハース」を使いました。厚手でかなり使い勝手がよい感じですよ。
1袋200gで10元が相場です。ここのページと同じサイズの家であれば1袋で十分足ります。
今回使った写真のものはチョコ味ですが、プレーン味やいちご味もあるようで、それらでもつくれると思います。
壁をつくったら屋根を乗せていきます。
屋根はあらかじめ作ったものを、上に乗っけていくという順序でつくりました。
下記写真の赤丸部分をチョコ接着剤でつけました。ウエハース自体が厚手でしっかりしているので、ちょっとくっつけば安定した屋根になります。
後ろからの写真も撮ったので、あわせて参考にしてみてください。
屋根の部分は、壁と同じウエハースをつかって土台をつくった後、そこにチョコビスケットを段々に重ねてつくりました。
このチョコビスケットは買った後になってそれがグリコのものだと知りました(笑)
実際つかってみると、とてもリアルな屋根っぽくて、質感もそれっぽいので超満足。もちろん味も美味しいです。
下記の箱のものですが、全部で12枚だけしか入っておらず、今回の屋根にちょうどの量でした。
家のドアには上写真の椰子の実クラッカーを使いました。
家の材料としてはドアにしか使っていません。あとは後で紹介する噴水の土台にも使いました。
これ自体もとても美味しいお菓子なので、1袋すぐになくなっちゃいます(直接食べちゃうので)
1袋10元くらいが相場です。量は・・・とにかくたくさん入ってます(笑)
カラフルに色を付けたいときにはこの「彩虹」というお菓子がおすすめです。今回は屋根の上とか花壇に使いました。
小さなコンビニや個人商店でもレジ脇・レジ下などに置いてあり、よく見かけるお菓子です。上写真のものより小さいサイズのものもあります。
チョコではなく柔らかいグミキャンディーみたいなお菓子です。写真のこの大きさで約10元で、大量に入ってます。
さて、家以外のものも紹介してみましょう。
まずは噴水です。土台は上で紹介した椰子の実クラッカー。
その上にキャラメルで壁をつくり、中にはゼリーを入れました。
ゼリーは数時間たつと下のほうに漏れてしまいました。液体なので仕方ないですね・・・
「おっとっと」と同じようなお菓子が中国にもあるのでそれも浮かべてみました。
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とうもろこしは、こういう形をしたお菓子が売っています。「玉米软糖」という名前。
でも味はぜんぜん美味しくありません。ここで紹介するお菓子の中で、これだけはおすすめできません(笑)
土台はワッフル(下写真)を敷いて、そこに黒砂糖をまぶして土のようにしました。
とうもろこしはチョコの湯煎で付けています。
車のつくりかたはとても簡単です。
上で紹介したウエハースの両脇に、オレオを湯煎チョコでつけるだけです。
写真のものは小さいサイズのオレオを使っていますが、大きな通常サイズのオレオでもつくれます。
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家の壁としてつかったウエハースの上に、これも上で紹介した「彩虹」というお菓子をくっつけただけです。
モノトーンになりがちなお菓子の家に、彩りを加えるものとして綺麗です。
灰色の粉は、「芝麻糊」という飲み物?食べ物?です。
お湯で溶かして、どろっとなったものをスプーンで食べるもの。
日本には同じものがないのでうまく説明できませんが、甘くて美味しいです。
それをただ敷き詰めただけで、とても道っぽくなりました。
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中国のスーパーで買ったお菓子で「お菓子の家」をつくった記録を紹介してみました。
おそらくウエハースの質感がよかったからでしょう、どれも予想以上にきれいにリアルに仕上がりました。
小さなお子さんと買い物から一緒にいろいろと考えながら作ると、想像力が刺激されてとても面白いですよ。
みなさんも機会があればぜひ試してみてください。
なお、ここで紹介したお菓子たちはどれも食べるだけの目的としてもおすすめのものです(とうもろこしを除き)。
スーパーなどで見かけたらぜひ試してみてください。
それでは今回はこの辺で。
再见!